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ホテルやレストランなどで多くの経験を積み、大手外食企業で店舗のオープニングに携わってきた西出雅章氏。梅田から京都、名古屋などさまざまなエリアの店舗立ち上げや立て直しを海外含め50件以上手掛け、自分の店舗を持ちたいという想いが強くなり、独立。最初はわずか10坪の店舗からスタート。試行錯誤を繰り返し、イタリアンや鉄板焼きの店舗を展開。今回手掛けた「Bella Dining Cafe」が生まれたきっかけや、店づくりへの想いを西出氏に伺った。

新しい業態へのチャレンジを可能にする組織づくりとは。

ホテルニューオータニ大阪などラグジュアリーホテル勤務を経て多くの店舗立て直しやオープニングを手掛けてきた西出氏。天六に1店舗目となるイタリアン「Nishideria」を構え、最初はコンパクトな店舗の経営に戸惑ったのだとか。「天六は私自身よく飲みに行ったり、知人のお店があったりした馴染みのあるエリアだったこともあって選びました。メニューや価格を工夫したり、オープン当初は社員みんなでビラ配りをしたこともあります。徐々に売上も上がり、業態の異なる店舗を展開。5名ほどだった社員も、今では60名を超えるほどになりました」と西出氏。美味しい料理を提供することはもちろんのこと、組織づくりにもこだわりがあるという。「あいさつや礼儀など人としての基本ができているかどうかを重視しています。どんなに料理のスキルがあって一見美しく見える料理でも、基本ができていなければ中身がないことがあるからです。基本ができていれば、あとは経験やスキルを積み上げていけばいい。社員一人ひとりの強みを伸ばして活かしていく。苦手な部分はお互いにカバーし合いながら進めていくという組織づくりを心がけています」。今回は新たにアフタヌーンティーをメインにした「Bella Dining Cafe」をオープン。今までにはなかった業態だからこそ、真のプロ集団でなければできない展開と言える。

「料理のウデも含めて、経営スキルも身につくプロ集団です！」と西出さん

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