斬新なメニューはもんじゃだけに止まらず、お酒がすすまずにはいられないチリソースホイップ付きの海老トーストや、自分で焼いて楽しめる卵焼きなどエンタメ感満載のイマドキな鉄板料理の数々。
お酒はキンキンに冷えたフローズンをたっぷり乗せた自家製シロップのみぞれサワーに、パイナップル半分を丸ごと搾って作るパイナップルサワー。
ソフトドリンクメニューには、カラフルなパステルカラーのおいりがトッピングされたソフトクリームの乗った「コーラ」や「キャラメル焙じ茶ラテ」など、フォトジェニックで魅力的なメニューが多く、今までにない新しいもんじゃ酒場となった。
にも関わらず、客単価は約2,700円と比較的低めに設定しているのが驚きだ。
そして店舗デザインは、昭和ノスタルジックなデザインをベースとしモダンな洋風テイストも取り入れ、外観は吹き抜けの店内を一望できてしまうガラス張りで開放感があり、さらに入り口の大きな白暖簾はなんと2種類用意されていて、描かれた「えびせん」の文字やイラストはインパクトがあり、裏天満エリアにも馴染みつつも洗練されている。

えびせんのジャンボ生搾りパイナップルサワー
贅沢にパイナップル半分を搾って作るサワーは
フレッシュ感増し増し

みぞれサワー
自家製シロップで作るサワーには
キンキンのフローズンが乗って爽やかに

丸テーブルに取り付けられた鉄板も目新しい

たまご焼き〜ほぼカニタルタル〜
ベビースターやチーズ等色々な具材をトッピングした
オリジナルたまご焼きを自分で巻くことができる

あんず巻き
ソフトクリームだけでなく温かい甘味メニューも
用意されているのが抜かりない

この計算し尽くされたメニューとビジュアルで成功してきたダイナック。
お好み焼き・たこ焼きと粉もん文化が根強いここ大阪で、新たな粉もん旋風をどのように巻き起こしてくれるのか今後も目が離せない。

（取材＝寺薗悠美香）

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