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緊急事態宣言で休業中の今、できることを。

現在は緊急事態宣言のため休業している同店。お酒の提供なしは”たゆたゆ“のスタイルではないと店を閉めているが、生産者の支援にも力を入れている。野菜や酒などを仕入れてスタッフの家族にプレゼントしたり、すぐに食べられるように加工したハラミや野菜をセットにして2日間限定で無料配布する「オカンやオトンにオカズプロジェクト」、はたまたトンカツのテイクアウトや5軒の飲食店と共同でオードブル盛りを原価で販売するなど、さまざまな取り組みを行っているという。また「食べれマスク」と名付けた手持ちのマスクを作り、おしゃべりする時だけ扇子のように口元を覆い隠すことでマスクの着脱の手間を解消し、コロナ禍でも食事もおしゃべりも楽しもう！という企画もある。ちょっとユニークなデザインの「食べれマスク」で、口元が隠れていても楽しさが増す。「飲食店が大変だと言われていますが、業者さんはもっと大変なんです。以前のような仕入れはできないけど、できる範囲で仕入れをすることで何とか踏みこたえてくれたらと思っています。もっと業者支援の観点が広まればいいと思っています。また、時間がある今だからこそ、スタッフの勉強を兼ねたワイン会や新店舗のアイデアなどを練っています。店というよりはスタッフ一人ひとりが知識をつけて個が光っていてほしい。そして休業が明けた時に、またお客さんでいっぱいの店にしたいと思っています」。

「食べれマスク」で食べれます！

（取材＝佐藤 裕子）

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