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全国に続々展開中の味噌らーめん専門店「麺場 田所商店」が、関西エリアでも成功した理由とは


日本古来の食文化である味噌にこだわり、味噌をはじめとした発酵食品を使用した商品開発のほか、味噌らーめん専門店「麺場 田所商店」を全国に展開している株式会社トライ・インターナショナル。直営店のほか、FC展開で事業拡大している同社。今回は大阪エリアでどう店舗を増やしていったのか、味噌らーめん文化の薄い関西でどうお客様を増やしたのか、取締役常務 執行役員 の瀬倉亘貴氏に話を伺った。

出汁文化の強い関西への出店!!

実家が味噌の醸造元で、幼少のころから「味噌は体にいい食べ物だ」と聞かされて育ったという代表の田所史之氏。もともと別の仕事をしていたが、改めて飲食について勉強し直して起業。実家の味噌を使って何かできないかと考えたところ、らーめんで表現することを思いついたのだそう。現在、同社の常務として活躍する瀬倉氏は、代表の田所氏と知り会って入社。いずれは暖簾けをしてもらって独立したいと思っていたものの、この味噌らーめんをもっと広めたいという想いから店舗開発に従事したのだという。「味噌に特化した業態で、北海道から沖縄まで直営店やFC店を順調に増やしてきました。2023年11月時点で国内166店、海外11店です。どのエリアでも好調でしたが、出汁文化が根強い関西エリアで、当社の味噌らーめんがどこまで受け入れられ、愛されるか?!当初は不安もありながら、一緒に事業を始めてくださるオーナー様が現れ、手探りで進出させていただきました。」その後、大きな契機がやって来ます。「コロナ禍の2020年、それまでに岡山や兵庫で実績を残し自信をつけ、満を持して更なる大阪での本格的な展開を開始します。新しいオーナー様の八尾店を皮切りに千里丘、さらに直営店でも堺鳳、大東、守口へ出店すると、徐々に知名度が上がり、関西でも味噌らーめんの人気が高いことを改めて実感できました。」と瀬倉氏。京都八幡や、駅前店舗の京都伏見店も好調なんだそう。


店舗開発に携わり、関西エリアへの出店も成功させた瀬倉さん。



店舗データ

店名 麺場 田所商店 大東店(めんば たどころしょうてん だいとうてん)
住所 大阪府大東市野崎4-9-7
アクセス JR野崎駅から徒歩8分
電話 072-803-0089
営業時間 月〜木、日11:00〜22:00(L.O.21:30)、金、土11:00〜22:30(L.O.22:00)※営業時間は変更になる場合があります。HPまたは店舗へご確認ください。
定休日 なし(年末年始を除く)
坪数客数 39席
運営会社 株式会社トライ・インターナショナル
関連リンク HP

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