「決めたらすぐにやる」というスピード感こそ事業拡大の要因？！

順調に店舗展開を続ける同社。「目標としては40歳までに10店舗を目指していたのですが、それは38歳くらいで達成できそうになっているので、ちょっと目標を修正してあと4年で年商10億円を目指そうかなと思っています。目標に向かってスタッフたちも頑張ってくれていますが、それでも天井はあります。原価率を下げて顧客満足度が下がると本末転倒になってしまうので、今年の12月から配送業をスタート。倉庫を借りて配送担当や買い出し担当のスタッフを置き、仕入れ値を下げることで原価率を下げ、結果的に利益率を上げるのが狙いです。配送業が軌道に乗ればセントラルキッチンをつくったり、配送業をひとつの事業として進めたり、いろいろ可能性は広がるかなと。実は配送業は今年みんなで話し合って決めたのですが、『せっかくやるなら今年中にスタートしよう！』と進めたんです。決めたことはすぐやるのが、当社の強みのひとつ。現場スタッフからの提案で店長→マネージャーに共有されて改善したこともあります。来年もスピード感を持ってより良いお店づくり、経営をしていきたいと思っています」。このスピード感こそ同社が確実に事業拡大を続ける要因になっているのかもしれない。

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（取材＝佐藤 裕子）

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