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飲食業界に興味を持ち、株式会社未知インターナショナルにアルバイトとして入社。半年で正社員登用され、さらにその半年後に店長として本格的に飲食の道へ。小箱から大箱までさまざまな店舗の店長から売上が傾きかけている既存店舗の立て直しなどに従事。2011年に取締役に就任した綱場豊氏。エンターテインメント業界でのケータリング事業やフードイベントの企画など新しい分野にもチャレンジ。その手腕を買われて2020年に同社の代表取締役社長に抜擢。この頃コロナの影響で飲食事業が大打撃を受け、ケータリング事業は縮小。2021年に「焼肉 藤もと 大吉商店」をオープン。換気の良い焼肉店はコロナ禍でもダメージが少ないということもあり、たちまち人気店に。今後の同社を支える大きな柱となる新しい業態として、今回「焼肉の殿堂 キヨミズホール」を梅田にオープンした。

会社として焼肉業態へ新たなチャレンジ！

焼肉激戦区と言われる福島で圧倒的人気を誇る同社の「焼肉 藤もと 大吉商店」の姉妹店としてオープンした同店。コロナ禍にあって、順調だったケータリング事業などが大きく影響を受けた時に、受け身の事業ではなく自社が主体的に動かしていく事業を展開したいという方向へシフト。その最初の一歩としてオープンしたのが2023年9月29日にオープンした「焼肉の殿堂 キヨミズホール」なのだとか。「実はこのビルの2階にもともと当社の本社があったんです。1階は酒屋が入っていたのですが、店舗を撤退する際に『ここでやってみないか』と声をかけていただいたことがきっかけで、オープンに至りました。かなり大箱だったので『何をどうするか』は悩みましたが、2024年にはうめきたもオープン予定だから、風景が一新するこのエリアでチャレンジしたいと思ったんです。もちろんオープン時はあまり人通りもありませんが、赤字覚悟でも工事完了前にオープンする意味はあったのかなと思っています」と綱場氏。2024年のうめきたオープンより前に店を出したのは、他の誰もやっていないことに挑戦したかったからだとか。スカイビルのすぐ近くで、最近はインバウンドも戻ってきているという。「今後は国内外からの観光客が見込める立地で“大阪っぽさ”を前面に出したくて、黄色や赤などの色を使って目立つ外観にしたんです。『大阪っぽい焼肉屋』と言われたいですね」。

「これぞ大阪の店！と思って楽しんでほしいです」と綱場さん。

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