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新卒で会社勤めをし、配達や営業、倉庫管理などさまざまな業種を経験。会社を退職しようと思って、学生時代にアルバイト経験のあった株式会社orbの社長に相談したところ、「飲食でやってみないか」と誘われたことがきっかけで株式会社orbに入社。社員として13年勤務し、活海老バルや焼鳥屋で経験を積み、店舗立ち上げなどにも携わる。その後、独立したいという目標を叶えるべく物件探しなどをするも、コロナの影響でなかなか進まなかった店舗オープン。「TemaeMiso（テマエミソ）」オープンまでの経緯やコンセプトをオーナーの坪田光央氏から伺った。

脱サラして飲食勤務からの独立へ

脱サラして飲食の道へ進んだというオーナーの坪田氏。学生時代のアルバイト先株式会社orbで経験を積み、店舗立ち上げも手掛けた。いつかは独立して自分の店を持ちたいと思っていたころにコロナが直撃。もう独立は無理かもしれないと思ったこともあるのだとか。「株式会社orbの社長にも独立の意思を伝えて、働きながら物件を探したりしたのですが、なかなかいい物件が見つかりませんでした。そんな時に社長からorb 天満の店舗の2店舗のうち、居酒屋業態の1店舗を閉めるから、そこでやってみないかと言っていただいたんです。僕も立ち上げに関わった店舗だったこともあり、ありがたくお話を受けました」と坪田氏。満を持して自身の1店舗目となる「テマエミソ」をオープンした。「今まではホールメインでやってきたので、どんな業態にするか、かなり悩みましたね。京都にあるお気に入りの店があって、こんな感じの店にしたいな、と。味噌や煮込みなどのメニューを自分なりに酒場スタイルに仕上げてみました。orb時代から仲の良い『オオサカチャオメン』のレシピを取り入れたメニューもあります。社長をはじめ、orbの仲間には本当に力を貸していただき、感謝しても仕切れません」。

「裏天満に来たら、うちの味噌料理食べに来てや～」とオーナーの坪田さん。

店舗データ