料理人×経営者だからこそ生み出せる空間

新しく出店する際は、新しい業態を生み出し続けている同社。同じ業態がないからこそ、店舗づくりは時間も手間も惜しまない。「今までにないメニュー、今までにない内装など、一店舗一店舗時間はかかってしまいますが、だからこそ地域に根差した長く続く店ができるのだと考えています。また、当社では売上から店の運営、スタッフのマネジメントまで、すべて各店舗のシェフに任せ、売上は日毎オープンにしています。シェフが美味しい料理をつくるのは当たり前。それに加えて売上を含めた経営面のスキルも磨くのが当社のやり方です。シェフの中には将来独立を考えているスタッフもいるでしょう。独立するなら売上管理やその他、幅広いスキルが必要です。それらをしっかり教えて独立させてあげたいと思っています」。今後も機会があれば新しい店舗を展開していきたいという西出氏。料理人と経営者の二刀流から生み出されるのは、どんな店舗なのか注目したい。

夜景もキレイな最上階でオトナな時間。オーセンティックイタリアン「FaRo Italiano」

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（取材＝佐藤 裕子）

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