大学卒業後は大手人材系の企業に就職し、採用支援事業で独立し、採用支援と飲食店経営という二足の草鞋にチャレンジした異色の経歴を持つ代表の箱部照太氏。大阪の北新地で父が割烹料理店を持っていたため、仕込みや皿洗いなどの手伝いをしながら昔から飲食業界には関わっていたのだとか。2023年4月に難波から移転オープンし、新たなスタートを切った同店のコンセプトや魅力について箱部氏に話を伺った。

採用支援と飲食店、二足の草鞋が功を奏した？！

大手人材系企業に入社し、さまざまな企業の採用支援に携わってきた箱部氏。その経験を活かして人材コンサルティングの事業で独立し、一般企業やベンチャー企業の採用支援を手掛けていたという。「飲食業界はまだまだ人材不足の業界のひとつです。長時間労働や残業が多いのではないか、また立ち仕事で体力がキツイのではないか、といったイメージが根強く若手の人材確保が難しいのが現状です。もちろん、実際には過度の長時間労働などはなく、どの飲食店も労働環境は整っていますが、そこをうまく伝える方法などを当社がサポートしてきました」と箱部氏。また、自社でも飲食店を開業。採用支援と飲食店という二足の草鞋を歩み始めた。「私の父が北新地で割烹料理の店を持っていて、手伝いなどをして飲食業界には長く携わってきたので、もともと飲食業界はやってみたいという想いがありました。“美味しい魚を提供できる、海外にある日本酒屋”みたいなイメージで、神戸の三宮に『鯛之鯛』をオープン。梅田や難波にも店舗を展開し、今回同じ難波エリアで移転リニューアルしました」。

「リーズナブルで旨い魚、食べに来てや～」とスタッフさん

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