焼鳥もドリンクも、ココにしかないメニューを気軽に食べてもらいたい!
炭焼きの鳥は、ももやむねなどを、串に刺さずに提供している同店。ももが一番人気のメニューで、京都のあらいタレにくぐらせたさっぱりしたひと味となっている。野菜と鳥肉がコンセプトだから、ただの野菜料理ではないところが“えんや”ならではの一工夫。「炭焼きのアスパラにカルボソースをかけたり、真っ黒になるまで炭焼きしたパプリカの皮をはがして甘味のある部分だけを取り出して自家製ツナを巻いた『パプリカとツナ(550円税込)』など、ココでしか食べられないひと手間かけた一品を提供しています。2階の『Bird nest』は1種類のコース料理のみの提供だから、コースの後にプラスで食べてみたいというメニューにしています」と山本氏。ただ、オープンから1ヶ月ほど経った今、課題も見えてきたという。「店舗デザインは香港にある焼鳥屋さんをベースにしています。1階には焼鳥をあえて見せず、シンプルでかっこいい内装になったとは思っていますが、メニューの看板などを店頭に置いていないため、通りすがりのお客様に焼鳥屋さんだということが伝わりにくいのが現在の課題だと思っています。金額もわからないから、通りすがりにぶらっと入りにくいという印象もあるかもしれません。徐々に認知も広まってきていますが、まだまだこれからですね」。