国内外で焼肉店をメインに店舗展開している元気ファクトリー。2023年に創業者の今吉純一氏から社長業を受け継ぎ、二代目社長に就任した“ゴリ”こと石塚祐二氏が新たに手掛ける「焼肉冷麺ニュー肉五郎 天満店」が2025年10月10日オープン。新店舗への想いや裏話、今後の展望などを伺った。

たたき上げから社長に就任。繁盛店への道

高校卒業後、母の勧めもあって新宿歌舞伎町の「焼肉どんどん」で飲食業の経歴をスタートさせた石塚氏。創業者である「浪速の妖怪」“ボス”こと今吉氏の下で実績を積み、東京と大阪の2拠点の統括マネージャーや営業本部長、取締役を経て2023年に社長に就任。まずは「肉五郎」業態のテコ入れを図った。「創業からある深夜メインの『焼肉どんどん』は順調に業績を伸ばしていました。そんな中で僕が手掛けたのが『肉五郎』です。低めの価格設定が可能で人の集まりも良い、魅力ある業態だし、せっかくやるなら自分がやりたい焼肉屋で繁盛する店舗に成長させたいと思ったんです。鹿児島県産黒毛和牛ロースの塊「肉五郎レアロース」は旨くてSNS映えもすることもあり、お客様にも浸透して人気の一皿になっています。今回の店舗でもレアロースなど『肉五郎』の名物は取り入れつつ、他の店舗にはない新しさも出していきたいという想いも込めて店名を『ニュー肉五郎』にしました」と石塚氏。これまでの「肉五郎」をさらにブラッシュアップした店舗になっている。

店舗データ