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「乃が美」の誕生秘話も!第21回関西飲食オーナー交流会エフロクリポート

株式会社ルートアンドアクティベーション代表取締役社長の今富信至氏の挨拶でスタート。
有限会社レストランバンク代表取締役社長の林秀光氏は「世界6位の林です」と会場を沸かせた。
ざっくばらんに語るパネラー。会場からは笑いが巻き起こる場面も。
パン作りで試行錯誤したことや失敗談から、どう乗り越えて現在の売上にまでつなげたのか、熱く語った阪上氏。

2019年11月11日、【第21回関西飲食オーナー交流会FLAT6】、通称エフロクが開催された。第一部、第二部ともに飲食業界で活躍するゲストが登壇。講演会後はゲストも参加者も歓談できる「交流会」も実施された。

第一部では、「繁盛店を生み出し続ける企業のNo2が語る、成長戦略と自己の役割」と題し、4名のゲストが登場。株式会社スパイスワークス事業部部長の宇佐川卓司氏、有限会社レストランバンク常務取締役の森本悠氏、株式会社大地取締役の松村匡章氏、株式会社オーゼットカンパニー専務取締役の竹内謙騎氏。株式会社DelightLinks代表取締役の吉野周作氏がモデレーターを務めた。

まずは、ナンバー2の目線から社長の紹介からスタート。携わる業態も個性も異なる社長に振り回されるエピソードなども語られ、笑いを誘う場面も。その後、ナンバー2として社長の思いや夢を現場のスタッフに伝え体現する自身の役割について、また人を育てることの難しさやスタッフ全員が働きやすいと思える環境を整えること、現在の課題などが語られた。さらに自社の強みや今後の展望も披露。参加者はもちろんゲスト同士も興味あるディスカッションとなった。

第二部では、株式会社乃が美ホールディングス代表取締役社長の阪上雄司氏が登壇。「乃が美」を生んだ「超・逆転思考」を語った。

26歳で飲食店を開業し、20年間さまざまな業態の店を展開してきたという阪上氏。老人ホームの慰問の際に、パンの耳が固くて食べられない高齢者を見たことがきっかけでパン作りに注目。2年以上試行錯誤を重ねて、老若男女問わず耳まで美味しく食べられる高級「生」食パンを考案した。2013年に上本町の裏路地に本店をオープン。当初は1日に30本程度しか売れない時期があったという。しかし6年経た今では1日6万本が売れる人気店へと急成長を遂げた。この成長の過程にこそ、阪上氏の「超・逆転思考」が隠されていた。

当初は「そんなに高いパンが売れるのか」という声もありながらも、耳まで美味しい食パンができて、それをお土産にもできるように1本800円という価格を設定。ビニール袋ではなく紙袋を用意し、パン屋には珍しい和テイストの店名とロゴを使用することで道行く人への宣伝効果にもつながった。今までにないパンを作り、高級食パンという新しいジャンルも生み出した。

現在は国内に多数展開し、全国展開まであと一歩というところまできている同店。お客様だけではなく自身もスタッフも幸せになることができ、100年続く企業を目指して今後は海外展開も視野に入れているという阪上氏の講演は満場の拍手で幕を閉じた。

『ワインウェアハウス堂島』で行われた交流会では、ゲストも参加者もざっくばらんなトークで盛り上がった。笑いと出会いがあふれるエフロクは、今後も開催予定だ。

【コンテンツ】

第一部:繁盛店を生み出し続ける企業のNo2が語る、成長戦略と自己の役割」

第二部:「基調講演」奇跡のパン 日本中で行列ができる「乃が美」を生んだ「超・逆転思考」

(取材=佐藤 裕子)

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