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“お客様に満足して帰ってもらう”を貫く。福島の地でゼロから挑む、活気あふれる焼肉ホルモン店「焼肉ホルモン光山 福島店」。

大阪・福島に、焼肉ホルモンの店「焼肉ホルモン光山 福島店」がある。人気店がひしめく激戦区・福島で、知名度ゼロからのスタートを切ったこの店を率いるのは、店長の井上氏。大阪市西淀川区の出身で、学生時代はサッカーに打ち込んだ。鳥貴族でのアルバイトを経て飲食の世界へ入り、東心斎橋の「ホルモン光山」で社員として経験を積んだのち、店長として初めて自らの店を任されることになった。看板は、この店のために磨き上げた「赤だれ」の焼肉。そして何より大切にしているのは、“お客様に満足して帰ってもらう”という一点だ。ゼロから店を育てる井上氏に、その歩みと想いを伺った。


フースタ関西|“お客様に満足して帰ってもらう”を貫く。福島の地でゼロから挑む、活気あふれる焼肉ホルモン店「焼肉ホルモン光山 福島店」。

「焼肉ホルモン光山 福島店」店長・井上氏(右)と、オープンから店を支えるスタッフ・松田花凜さん(左)




1. お店を始めたきっかけ

井上氏は大阪市西淀川区で生まれ育った。学生時代はサッカーひと筋だったという。飲食の世界に入ったのは、サッカーを辞めたことがきっかけだった。「知り合いにバイトはないかと聞いたのが、鳥貴族だったんです」。そこから約5年間、アルバイトを続けた。

21歳で結婚し、一度は現場を離れたが、その後、再び知人の紹介で飲食の道に戻る。縁をたどって現在の会社に入り、東心斎橋の「ホルモン光山」で社員として働くことになった。「もともと知り合いが連れて行ってくれた店で、まったく知らない人ではなかったので、そこで働くことにしたんです」。以来、およそ8年にわたって現場に立ち続けてきた。



2.店長として、自分の店を持つということ

この福島店は、井上氏が店長として初めて任された店だ。「飲食をしていたら、まずは店長になりたい、自分の店を持ちたいというのは、誰もが抱く目標だと思います」。ただ、店を持つことをゴールとは捉えていない。「やっと、スタートラインに立てたという認識です」。ここからが本当の勝負だと、気を引き締める。



3.開業当初の苦労と、いまの課題

最大の課題は、知名度だ。「ほとんど知られていない状態からのスタートでした」。呼び込みやポスティングを重ねても、人通りそのものが限られる福島という土地で、どう店を盛り上げていくか。答えは一つだと井上氏は言い切る。「リピーターさんを増やして、口コミで自然と広まっていただく。そのために、最高のサービスを提供し続けるしかないんです」。

その積み重ねは、確かな手応えにつながっている。「ありがたいことに、食べログやGoogleの口コミで褒めていただくことが、圧倒的に多いんです」。地道な一歩一歩が、少しずつ店を前へ進めている。



4.店づくりで大切にしていること

一番大事にしているのは、「最後にお客様が満足して帰っていただくこと」。それを大前提に据える。「途中でトラブルやヒューマンエラーがあったとしても、最終的にお客様が喜んでくれたらいい、とスタッフには伝えています」。

とりわけこだわるのが、店の“活気”だ。「焼肉屋で元気があれば、お客さんも元気をもらって帰れる。それは絶対に必要だと思っています」。ちょっとスタミナをつけたい、と肉を食べに来た人が、活気のある店で気持ちよく過ごせる——。高級店の静けさとは違う、和気あいあいと隣同士で会話が生まれるような雰囲気を目指している。



5.看板メニュー「赤だれ」

メニューは、心斎橋店と同等のコースをベースに、この福島店ならではの一品として「赤だれ」を加えている。オープン前、「タレをどうするか」という話になったときに生まれ、試行錯誤の末にたどり着いた自信作だ。


フースタ関西|“お客様に満足して帰ってもらう”を貫く。福島の地でゼロから挑む、活気あふれる焼肉ホルモン店「焼肉ホルモン光山 福島店」。

福島店のために磨き上げた「赤だれ」の焼肉



焼肉は、赤だれ・通常のタレ・塩コショウの3通りで楽しめるようにしている。「迷われる方も多いので、三つとも味わってもらえるように」という心配りだ。そして〆の焼きそばは、「かなりの方が美味しいと言ってくださる」という人気の一皿。仕入れは会社の体制を活かし、工場に足を運んで製造の過程をしっかり見たうえで取引するなど、素材の背景まで大切にしている。


フースタ関西|“お客様に満足して帰ってもらう”を貫く。福島の地でゼロから挑む、活気あふれる焼肉ホルモン店「焼肉ホルモン光山 福島店」。

多くのお客様に支持される〆の焼きそば




6.価格と“入りやすさ”への工夫

牛肉の価格が上がり続ける中、フードの値下げは考えていない。その分、ドリンクの価格を見直し、間口を広げる工夫を続けている。「入ってもらって初めて気づいてもらえることもあるので」。店頭にはコースだけでなく単品メニューも掲示するようにした。「“コースしかない”と思われがちだったのが、単品でも楽しめますよ、とアナウンスしやすくなりました」。ふらりと一杯、という利用にも応えられる店を目指している。



7.店舗の雰囲気・客層

内装は居抜きを活かしている。木目調で統一された系列店のイメージとはあえて異なる、背もたれのある席など、この店ならではの良さがある。丸いロースターは、油が吹きにくく、汚れも落としやすいという実用面に加え、近ごろの流行りも取り入れた選択だ。

客層は老若男女とさまざま。福島という土地柄、ターゲットを一つに絞りにくい面もあるが、だからこそ幅広い人が気軽に入れる店であることを大切にしている。


フースタ関西|“お客様に満足して帰ってもらう”を貫く。福島の地でゼロから挑む、活気あふれる焼肉ホルモン店「焼肉ホルモン光山 福島店」。

カウンター越しに調理が見える、活気ある店内




8.エンターテインメント性のある接客

ユッケやたたきなどをテーブルで仕上げる演出も、この店の魅力の一つ。エンターテインメント性を重視しつつ、お客さんとの距離を縮める狙いがある。「一人で来られた方でも入りやすいように。目の前で仕上げることで、“一人だけど一人じゃない”と感じてもらえたら」。無言で黙々と焼くのではなく、会話が生まれる接客を心がけている。



9.すべてのお客様に、同じサービスを

印象に残るお客様は、と問われると、井上氏はこう答える。「特定の誰かを区別することはないんです。来てくださった方すべてに同じサービスをして、同じように楽しんで帰ってもらう。それが基本です」。たくさん頼んでくれる人も、一、二杯だけの人も、等しく大切なお客様だという。分け隔てのない姿勢が、リピーターの信頼を育てている。



10.これからやってみたいこと

当面はこの福島店に集中しつつ、軌道に乗れば次の展開も視野に入れている。「入口をもっと広げて、鶏を取り入れたり、海鮮系をやってみたいというイメージはあります」。梅田やミナミといった知名度のある土地ではなく、あえて福島のような場所で勝負したいという思いも語る。「“これがSASAYAだ”というのを見せていきたい。SASAYAは美味しいよね、と言ってもらえることが多いので、もっといろんな人に知ってもらいたいんです」。

5年後、10年後に描くのは、「安心感」だ。「いつ来ても絶対に開いている、席が埋まっていても店が閉まっていることはない、という安心感を与え続けたい」。どんなシーンでも気軽に使える店であること。それが、井上氏の変わらぬ目標だ。


サッカー少年だった一人の青年は、活気と誠実さを武器に、福島の街で自分の店を育て始めた。ゼロからのスタートを、最高のサービスで一歩ずつ。「焼肉ホルモン光山 福島店」の挑戦は、まだ始まったばかりだ。




店名:焼肉ホルモン光山 福島店

住所:大阪府大阪市福島区福島5-13-1

アクセス:JR福島駅より徒歩約2分/阪神福島駅より徒歩約5分

営業時間:17:00〜翌4:00(L.O. 料理翌3:00/ドリンク翌3:30)

定休日:なし

予算:5,000円〜5,999円(お通し代418円)

席数:40席(カウンター14席/テーブル26席)/貸切20〜40名可

お支払い:カード可(VISA・Master・JCB)/電子マネー可(QUICPay)/QRコード決済可(PayPay)

ご予約:予約可 TEL 050-5869-0559

Instagram:https://www.instagram.com/horumon_mitsuyama_hukusima/

食べログ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27155506/

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