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コラム

ここ2年ほどで数百倍の売り上げに韓国焼酎ブレイクの理由!


韓国グルメがまだまだ注目を集めている。

韓国式フライドチキン」は、まるごと1羽分たべるのがスタンダード

韓国式フライドチキン」は、まるごと1羽分たべるのがスタンダード


 先日取材のため、訪問したのが「bibim’(ビビム)」、「コッキオ」などの韓国料理ブランドを商業施設やフードコートなどを中心とした飲食店を運営する株式会社高麗貿易ジャパン(大阪市中央区北浜)の最新店「CHI-MEK(チメク)北浜店」。看板メニューは「韓国式フライドチキン」。外がサクサク、中身がジューシーな食感のコントラストが楽しいフライドチキンです。揚げ油にオリーブオイルを使い2度揚げすることで生み出される旨味と食感のコントラストが特徴。
 日本全体が唐揚げブームとなっている今、韓国スタイルという個性と新しさでファンをつかもうとしています。
 韓国グルメは、K-POP人気などもあってホットクやハットグなどの屋台グルメが5年ほど前から、注目を集めています。それが、今も少し方向を変えつつ進化。新たなグルメトレンドとなっています。


巣ごもり生活が生んだネクストブレイク!

ジューシーな肉と好対照なカリカリの衣が魅力

ーシーな肉と好対照なカリカリの衣が魅力


「韓国式フライドチキン」の認知度を上げた理由のひとつが、コロナ禍による巣ごもり生活。韓国には1万5000〜2万のフライドチキンの専門店があり、お店はカジュアルな酒場として愛されています。そんなことから多くの映画やドラマにフライドチキンを食べるシーンが登場。
 外出自粛→動画配信サービスが好調→配信された韓国ドラマが人気に→ドラマに登場するグルメに認知度が上がる。という、風が吹けば桶屋が儲かる的論法で見事に話題になっています。


「netflix」が火を付けたグルメブーム!

 韓国のフライドチキン以上に恩恵を受けたのが「チャミスル」。日本で一番メジャーな韓国焼酎です。実は昨年の後半から韓国料理店でなくても居酒屋などで「チャミスル」を見かけるようになっていました。しかも、置いているお店のスタッフが口をそろえて「よく出ますよ!」とのこと。私自身もコロナ禍の外出自粛期間中に「愛の不時着」を観ていたので、思い当たりはしていました。

「チャミスル」は緑色の瓶が特徴。

「チャミスル」は緑色の瓶が特徴。


そこで、チャミスルを販売する眞露(じんろ)株式会社のマーケティング部に問い合わせてみました。担当者によると「販売数字は一切公表していない」とのこと。そこで具体的数字ではなくいていいので、2019年から現在まででどのくらい売り上げが伸びたのかを聞いたところ返ってきた答えが「数百倍!」。「『Netflix』で公開されているドラマでは、具体的な商品名が出ていないのですが、“緑色の瓶”から『チャミスル』と判断してくれるようで売り上げがグッと伸びました」とのことで、飲食店はもちろん、スーパーなどの量販店でも売れるようになったそう。

スーパーでも好売場を確保しつつある。

スーパーでも好売場を確保しつつある。


 韓国トップブランドといわれる「bb.q オリーブチキンカフェ」が3月にイオンタウン茨木太田店、4月に天満駅前店をオープンするなど、韓国フライドチキンの店は今後も続々オープン。
 「netflix」では、今後も韓国発の映画やドラマが制作されるようなので、韓国グルメの人気が当分続きそうです。


(取材=フードスタジアム関西 マーケティングディレクター・髙田 強)

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