東京都内を中心に、焼肉やビストロなど9店舗を運営する株式会社セレソンが、人気の肉ビストロ『CarneSio』を大阪に初出店した。場所は阪急梅田駅の高架下にオープンした飲食街「茶屋町あるこ」の一角。“国産の美味しいお肉とワインががぶ飲みできる店”として東京でも人気の店舗の大阪初上陸にあたり、同社の代表取締役岡田章氏に話を伺った。
“肉をもっと美味しく食べてもらいたい”が原点
大学卒業後は大手飲食会社に勤務。肉料理やイタリアンなどの経験を積み、2005年に焼肉『好ちゃん』からスタートし、イタリアンや和食などの店舗を展開。肉ビストロという業態がなかった2012年当時に、“肉を美味しく食べてもらいたい”という思いから、上質の肉とワインが楽しめる『CarneSio』をオープン。新しいビストロの形を広めた。
そして2019年3月、満を持して大阪初出店となる『CarneSio WEST(カルネジーオ ウエスト)』をオープン。「以前から大阪出店を考えていて、タイミングよく「茶屋町あるこ」での出店のお話をいただきました。まずは大阪初となるこの店を成功させて、展開させていきたいです」と岡田氏。大阪の店舗では鉄板焼きで焼き立ての肉を提供している。大きな鉄板をぐるりと囲むようなカウンター席では、目の前で焼いた肉を楽しむことができる。
肉好きなら行ってみるべき!上質な肉とワインの店
スペイン語の「Carne=肉」に「Sio=塩」を組み合わせた造語からなる店名の通り、国産の上質肉をシンプルに塩で楽しんでもらいたいのだとか。『A5ランク和牛』(2000円~/100g)や『フィレステーキ』(2000円/100g)はイチオシのメニューで、まずは塩で味わってからお好みでソースをつけていろんな味を楽しみたい。また生肉の提供が許可されている同店では「和牛の刺身」(900円)や『和牛のタルタル』(1800円)も味わってみたい一品だ。その他、魚の一品や〆にぴったりのパスタやごはんも豊富にそろっている。 ビールやカクテルなどはもちろん、肉に合うワインもずらり。グラスでもオーダーできるが、やはりボトル(2800円/本)で楽しんでほしいというのが同店のコンセプト。
ランチはステーキランチ(1400円)を提供しているが、ディナーのメニューも昼からオーダーできる。昼から軽く飲みながら食べられるのは、酒と肉好きには嬉しい店だ。
本場イタリア・フィレンツェでの出店を目指す!
まずは大阪初出店となる同店を成功させることが課題という岡田氏は「ここを成功させて、大阪を中心に西日本への店舗展開を目指しています」と言う。ゆくゆくはイタリアのフィレンツェに肉ビストロの店を出店するのが目標なのだそう。「もともとはイタリアン出身なので、肉の街・フィレンツェで勝負してみたいです。そのためにも、まずは初となる大阪の人たちに美味しいお肉で笑顔になってもらいたいです」。昼から肉とワインが楽しめる同店の魅力はここから大阪に広まっていくだろう。
※文中の価格はすべて税抜き
店舗データ
店名 | CarneSio WEST(かるねじーお うぇすと) |
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住所 | 大阪府大阪市北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F |
アクセス | 阪急梅田駅から徒歩3分 |
電話 | 06-6374-5353 |
営業時間 | ランチ:11:30~15:00(close)、ディナー:17:30~23:30(close) |
定休日 | 月曜日 |
坪数客数 | 30坪、45席(カウンター席、テーブル、個室8名席あり) |
客単価 | 6000円 |
運営会社 | 株式会社セレソン |
オープン日 | 2019年3月28日 |
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