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大阪・堺の北花田に立ち飲みスタイルの「日本酒と泡とおでん スタンド酒場てんてん」が2018年7月26日オープン!

(取材=佐藤 裕子)


大阪・堺の北花田の駅前に、2018年7月26日立ち飲みスタイルの酒場がオープンした。2007年に創業店舗となる『居酒屋てんてん』を出店し、寿司と串カツをメインにした居酒屋や、なにわポーク専門店などの飲食店を展開してきた、株式会社てんてん代表取締役の中島一薫氏が運営。小さいながらも駅前で人通りの多い好立地な店舗には、どんなネタが詰まっているのか話を伺った。

大学でひとり暮らしをするまでは家事の経験がなく、米の研ぎ方も知らなかったが、友達にふるまった料理を「美味しい」と言われた嬉しさがきっかけで飲食の道へ進んだ中島氏。12年間の飲食店勤務を経て創業店舗となる『居酒屋てんてん』を出店。以来、地域のお客様から愛される店として店舗を運営してきた。創業店舗から徒歩5分ほどの場所に空き物件が出ることを知るや、新しく日本酒と泡とおでんのスタンド酒場をスタート。立ち飲みのおでんと言ってもカフェのような雰囲気で、女性客も入りやすい。おでんをメインにしたフードメニューは、材料にも味にも見た目にもこだわったものが並ぶ。基本のおでんはもちろん、おでんの大根を使った「大根ホワイト ポルチーニクリームソース」(490円)やおでんのポテトサラダ「あなた色に染めて♡」(390円)などの創作おでんは人気が高い。また、暑い時期はジュレを使った冷製おでん「ジュレシックパーク」(390円)や「真夏の果実♡(冷製トマトのジュレソースがけ)」(390円)など季節に合わせたおでんを楽しむことができる。

ドリンクは、日本酒初心者に日本酒を好きになってもらいたいという中島氏の思いから、一杯390円と気軽に飲めるグラスから、日本酒スパークリングやカクテルなど多彩なメニューがずらり。日本酒は直接酒蔵へ行って仕入れたものや、利き酒師と相談したものをチョイス。さらに、てんてんオリジナルの日本酒も醸造中というから日本酒好きも飲みごたえのある品ぞろえになっている。店名にもある「泡」は、スパークリングの泡でもあり、おでんの上に乗せるエスプーマの泡でもある。「日本酒とおでん」は誰もがイメージしやすいが、「泡」が入ることで「なんの泡かな」と疑問に思うため、記憶にも残りやすい店名だ。「美味しいことは基本価値で、そこに付加価値として驚きをプラスするようにしています。感情が動いてこそ記憶に残り、また来ようと思ってもらえるんです」と中島氏。ゆくゆくはオリジナルのスイーツの販売も考えている。

同社では「てんてん大家族主義経営プロジェクト100」という、2030年までに100店舗出店を目標に掲げている。飲食店でしっかりした土台を作ったら、スタッフの夢を叶えるための店舗展開も目指している。スタッフが笑顔で働き、お店に来たお客様が笑顔になり、家に帰っても笑顔でいることができる。そんな「てんてんイズム」を広めることで、多くの人に笑顔を届けたいという。同社の今後の100店舗に注目したい。「てんてんイズム」や美味しいお酒とおでんに惹かれて、店の暖簾をくぐる人は今後も増えていくだろう。

※文中の価格はすべて税抜き

店舗データ

店名 日本酒と泡とおでん スタンド酒場てんてん(さけとあわとおでん すたんどさかばてんてん)
住所 大阪府堺市北区東浅香山町4-6
アクセス OsakaMetro御堂筋線北花田駅2番出口から徒歩5秒
電話 072-248-6736
営業時間 17:00~翌1:00(フードLO24:00、ドリンクLO24:30)
定休日 月曜日
坪数客数 6坪 10席(立ち飲みスタイル)
客単価 2000円
運営会社 株式会社てんてん
オープン日 2018年7月26日
関連リンク HP

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