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4月26日、「鶏魚Kitchenゆう」のユウ・フード・サービスが注目の天王寺「ViaあべのWalk」に、既存の3業態を同時オープン!

3店の入り口は隣同士だが、「鶏豚きっちん」「鶏魚Kitchenゆう」は内装も繋がっており、広い印象。どの店からも3店舗のメニューがオーダー可能。
市場を介さず、夜中に捕れた魚をその日の昼には仕入れる。独自ルートは「0円コンサルタント」で相談に来た人から教えてもらった。「こういうこともあるから、コンサルタントを無料でやっていてよかった」と谷氏。
つくねは創業時から人気で、同社のグランドメニューの一つ。5種類の味を楽しめるのが魅力。焼き鳥からキャリアを始めた谷氏の渾身作だ。
代表取締役の谷氏。最近は「0円コンサルタント」を開始。人の話を聞くことが勉強になると、日々「自分の戦力向上」に余念がない。

飲食店の経営、プロデュースを手がけるユウ・フード・サービス(大阪市中央区、代表取締役・谷祐一郎氏)が、4月26日に天王寺に開業した「あべのキューズタウン」内「ViaあべのWalk」に新店をオープンした。50坪の店内に、既存の「つけ麺 きゅうじ」「鶏豚きっちん」「鶏魚Kitchenゆう」の3業態を一気に出店。満を持しての天王寺エリアへの進出なだけに、谷氏は出店計画からメニュー開発、スタッフのモチベーション作りなど、これまでのノウハウを凝縮させた渾身の店舗となった。谷氏は23歳で起業し、現在キャリア13年目。これまで天王寺・あべのエリアのポテンシャルの高さを感じていた。他のエリアで苦戦を強いられがちな大手チェーンでも繁盛していることから、「行き交う人の多さの割に、飲食店が少ない印象があった」と振り返る。そして今回の、「つけ麺 きゅうじ」「鶏豚きっちん」「鶏魚Kitchenゆう」。店名も入口も3つあるが、店内に入ればほぼ1つの店舗という造り。お客はどの店から入ってもすべての店のメニューを注文できる。キッチンは麺業態のみ仕様が変わるために独立しているが、あとの「鶏豚-」「鶏魚-」は統一。これによりお客は3店の味を同時に楽しめることはもちろん、スタッフの意識の向上につながっているという。スタッフは麺から鶏・豚、魚まで全ての料理を覚える必要があるが、全員が全店舗に対応するスキルが身につく。時間帯や混み具合に合わせて人の配置を組み替えることができ、人件費の節約という利点を生んでいる。人気メニューは5種類の味から選べる「自慢のつくね」(500円)や「イベリコ豚のたたき」(850円)、「鶏がらスープでだしまき」(500円)。また「つけ麺-」は「天王寺こってりきゅうじ」(700円)で一号店との差別化を図った。そして「鶏魚-」はランチタイムに「特選鶏がらデミグラスオムライス」(500円)、「スイスホテル直伝グリーンカレー」(500円)、「ゆうのつくねデミ煮込み定食(900円)」などの洋食も用意し、商業施設内のアパレル系ショップの女性スタッフの集客も取り込んだ。「バッチリ当たりました」と谷氏。とはいえ、若い女性客だけではなく、周辺エリアを行き交う人も含むあらゆるニッチ層も大きなターゲット。そのためにも営業時間は長いほうがいいと、出店場所は地権者エリアである「Via-」の1階を選択。商業施設の閉店時間にかかわらず営業できるからだ。ちなみに、営業時間はそれぞれ「つけ麺-」「鶏魚-」が11時30分から深夜まで、「鶏豚-」が17時から翌朝5時まで。「施設が閉まる22時頃というのは、500人が一気に外に出る時間帯。お店を開けていると、仕事が終わった従業員のみなさんが入ってくれます」。若手経営者として注目の谷氏が力を入れているのが、人事制度の整備や子会社の設立。向上心が高い優秀な人材を活かし、実力次第では「社長」にもなれるシステムだ。「実力を発揮すれば、早いペースで社長になれる人もいる。先に着地点が見えればやる気は出る」。アルバイト時代から20年近く業界を見てきた谷氏だからこその視点だろう。現在は直営・子会社を各11店舗運営し、「いい形で両方が成長している」と手応えを感じている。「上場する気もないし、大バコでの展開も考えない。人を育てて、チャンスがあれば挑む。今の形を長く続け、徐々に引き上げる。そうすればいい形に育つんじゃないかな」

(取材=阿部寛子)

店舗データ

店名 つけ麺きゅうじ/鶏豚きっちん/鶏魚Kitchenゆう
住所 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 (ViaあべのWalk内)
アクセス JR環状線天王寺駅直結
電話 06-6641-5966(鶏豚きっちん)/ 06-6641-6555(鶏魚Kitchenゆう)
営業時間 11:30〜24:00(つけ麺きゅうじ・鶏魚Kitchenゆう)/ 17:00〜翌5:00 (鶏豚きっちん)
定休日 無休
坪数客数 10坪・10席(つけ麺きゅうじ)/15坪・42席(鶏豚きっちん)/25坪58席(鶏魚Kitchenゆう)
客単価 800円(つけ麺きゅうじ)/3200円(鶏豚きっちん)/3400円(鶏魚Kitchenゆう)
運営会社 株式会社ユウ・フード・サービス
関連リンク ユウ・フード・サービス

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