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12月9日、人気立ち飲み店の新展開「酒場やまと」が「大阪富国生命ビル」にオープン。梅田地下酒場がさらに活性化!

店頭に置かれた車海老の水槽。1匹180円と破格の値段。
大阪富国生命ビル地下2階にあるグルメゾーン「フコクフォレストスクエア」内。
手彫りの看板、のれん、水槽、品書きなどどれをとっても、いわゆる“酒場”の雰囲気。
キッチンを囲むロの字のカウンター席。夜は満席状態が続く。
鮮魚がぎっしりと並ぶネタケース。寿司は一貫からオーダーできる。

12月に梅田に登場した「大阪富国生命ビル」。ガラスウォールに覆われた地上28階建ての超高層ビルで、高感度な人々が足を止める最新スポット。その地下2階の飲食・商業ゾーン「フコクフォレストスクエア」にオープンしたのが、「酒場やまと」だ。入口にはのれんがかかり、その下には数十匹の車海老が泳ぐ大きな水槽が鎮座。見るからに“一杯飲み屋”の様相で、ロの字のカウンターには昼間からビールを楽しむホロ酔い客の姿もある。周囲にはスイーツ、高級寿司、イタリアンなどがそろってオープンしているなか、「酒場やまと」はというと、語弊を恐れずに言えばよくも悪くも浮いている異質な店。ここが、前回のヘッドラインで触れた肥後橋の超人気立ち飲み店「わすれな草」の新展開店舗だ。まずは、「わすれな草」代表取締役の中西亮太氏に、意外性のある出店の経緯について訊ねた。「きっかけは、ビル側からテナントのお話をいただいたことです。内容を聞いて、建物の雰囲気と酒場という組み合わせのギャップが大変面白く、“これはいける”と思いましたよ。界隈はビジネスマンはもちろん、仕事やショッピング帰りの若い女性も多いはずですから、彼女たちの集客も見込めます。仕事も遊びもそうですが、男性の領域だった場所に女性がどんどん進出している時代。飲み屋だってそう。『わすれな草』での実感からしても、女性が男性にまじってカウンターでお酒を楽しむ光景はあたりまえですからね。ニーズは確実にあると感じ、出店に迷いはありませんでした」「酒場やまと」という店名についても、中西氏のはっきりとした意図がうかがえる。「このビルはフランス人建築家がデザインしたもの。国際的な感じがする建物だからこそ、“大和魂”を見せたいと思って(笑)」。外国人からすれば酒場という言葉は、“日本のパブ”を連想させるのではないかとも考え、二つを組み合わせた。ちなみに今回は19坪のスペースを活かし、立ち飲みではなく椅子が用意されている。メニューは、看板である「活け車海老」(180円)をはじめ、刺身や寿司、その他、「わすれな草」とほぼ同様だが、職人が揃ったことで寿司は一貫からオーダーできるようになり、車海老はフライも可能。中西氏が垂水で修業をして持ち帰った本場の味「明石焼き」(480円)も登場し、約60種とパワーアップしたが、180~480円という価格帯は据え置き。安さとともに、「わすれな草」ではスペースの都合上実現できなかったメニューが増え、近隣の競合店との差別化を計る。売上目標は月間1000~1500万円。平日週末ともに夜はほぼ満席状態だが、今後はさらに昼間の確実な集客を目指していきたいという。「昔から、梅田の地下には串カツや寿司など、安くておいしいお店がたくさんありますよね。でも、そのどちらもあるお店が『酒場やまと』であり、長く梅田地下で飲んでいるコアなお客様のニーズにも応えられる内容になっていると思っています。実際、開店してから毎日来てくれるおじいちゃんがいるんですよ。11時から飲めるお店ですから、いろんな職業の方に楽しんでいただけるとうれしいです」 

(取材=横田 ちはる)

店舗データ

店名 酒場やまと
住所 大阪市北区小松原町2-4
大阪富国生命ビルフコクフォレストスクエアB2F
アクセス 各線梅田駅から徒歩2分
電話 06-6312-3955
営業時間 11:00〜23:30(L.O.23:00)
定休日 無休
坪数客数 19坪・約40席
客単価 2000円~2500円
運営会社 有限会社わすれな草
関連リンク 酒場やまと

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