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12月9日、大阪富国生命ビルに登場した「ブラッスリー&ワイン カフェ バズ」“旬産旬消”をテーマに地方から仕入れた食材からなるフレンチを提供

ランダムな長さの丸いダウンライトが印象的。フランスにあるような本場ブラッスリーをイメージ。
間口の広さが特長。クラシックなデザインの窓枠がはめ込まれ、店内の様子が適度に見えるようになっている。
「フォアグラと松坂牛と豚のファルスを詰めた生姜風味の錦爽どりのロースト、柑橘のガストリックソース」(2200円)。
三重県の的矢湾あだご直送の牡蠣。生、香草焼き、グラタンから好きなスタイルでオーダーできる(1個500円)。
「三重尾鷲マグロとアボカドとクレソンのタルタルサラダ」(1200円)。ペアリングワインとして「シャルドネ&甲州 無濾過 シャトー・メルシャン」を提案。

12月9日にオープンした「大阪富国生命ビル」1Fに、「ブラッスリー&ワイン カフェ バズ」が登場した。一見、阪急東通商店街沿いの路面店のようでもあり、うめだ阪急やNAVIO、大阪富国生命ビルをつなぐスクランブル交差点からも外観が見え、申し分のない好立地といえる。運営するのはアクアプランネット(三重県松阪市、代表取締役・福政惠子氏)。東京、大阪・北浜でベルギービールが約60種揃う「ベルジアンビア・カフェ」を4店舗展開し、今回の「ブラッスリー&ワインカフェ バズ」の業態は、東京・丸ノ内に続き2店舗目となる。 コンセプトは「旅するブラッスリー」。自分の街にいながらにして、日本各地の食材を通じて旅の体験ができるような食と空間を提供する。と聞くと、全国さまざまな都道府県名が付いた魚介や肉、野菜を使ったメニューを想像するが、こちらはさらに発展形。その土地の旬のものを旬なうちに食べる「旬産旬消」をテーマに、シーズンごとに一つの都道府県をフィーチャー。その地方のあらゆる食材を網羅し、本格フレンチメニューとして提案している。 「たとえば、丸ノ内店の秋の食材テーマは『岩手県』。有名な短角牛や三元豚はもちろん、ほうずきや真崎わかめ、地元の農家の方が収穫した野生の茸など、本来その地元に行かないと食べられない食材を揃え、ご好評いただきました。今回の梅田店の第一弾は、三重県です。食材は、松阪牛や的矢湾の牡蠣などメジャーなものだけではなく、完全無農薬で作られる鈴鹿市の近藤ファームの野菜や南伊勢町のあおさのりなども取り入れています」(広報・鈴木純子氏) テレビや雑誌の情報だけでは決してわからない地元の味覚がフレンチで味わえ、しかし価格設定は女性が気軽に使えるよう一品1500円前後、コース3500円~とカジュアル。料理に合うワインの種類はメニュー表に記載してあり、肩肘はらず世界各国のワインを試せるように配慮されている。 食材の仕入れは東京・大阪のグランシェフを務める小藤憲行氏が現地へ飛び、ルートを構築。「これまで、高知、岩手、三重など、毎回シェフが向かって大小かかわらずさまざまな生産者さんと直接お話しし、仕入れルートを築いています。仕入れコストがかかる場合もありますが、生産者からの直接仕入れや、同社の経営する他店舗と連動しての大量仕入れを行なうことなど、現地の県庁や地元の企業の皆さんにも協力して頂きアイデアを出し合い、できるだけ低コスト化を計っています」。地方にとっては、同店が地元の食文化や情報の発信地となり、同店にとっては地方のめずらしい旬の食材が提供できるとあって双方にとって幸福な出合いとなっているようだ。 運営するアクアプランネットは企業理念に「For Living Well」を掲げ、人のより良い暮らしをトータルにプロデュース。もともとは教育事業から始まり、ヘルス&ビューティー事業、ライフスタイル事業、飲食業と発展している。2011年にはもう1店舗梅田での出店計画も控えているとのこと。産地と提携した食文化提案型の業態が、梅田界隈を行き交う高感度な人々のニーズを掴んでいくのか注目したい。

(取材=横田 ちはる)

店舗データ

店名 ブラッスリー&ワイン カフェ バズ 梅田店
住所 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル1F
アクセス JR各線大阪駅、阪急・阪神梅田駅、地下鉄四つ橋線西梅田駅、
地下鉄谷町線東梅田駅から徒歩3分程度
電話 06-6363-2411
営業時間 11:00~23:30(L.O.22:30)
定休日 1月1日、および法定点検日
坪数客数 約35坪・テーブル48席、カウンター21席
客単価 ランチ980円(平日)、ディナー3500円、
グラスワイン600円〜、ボトル3000円〜
運営会社 株式会社アクアプランネット
関連リンク ブラッスリー&ワイン カフェ バズ
関連リンク アクアプランネット

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