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食の激戦区「福島」の人気店「立食焼肉 一穂」が大阪駅前第二ビルに2店舗目をオープン


老若男女問わず人気のある国民食「焼肉」。焼肉店は全国に1万8千軒あり、大阪には約1600軒が存在するという。
しかし、ここ数年で「焼肉=高級」というイメージが覆されようとしている。
「立ち食い焼き肉」の全国的ブーム。いつでも気軽に、ひとりでも立ち寄れるこの新しい焼き肉の楽しみ方が、破竹の勢いでシェアを伸ばしているのだ。

食の聖地「大阪・福島」で立ち食い焼肉「一穂」を経営する岩井亮二氏(37)は専門学校を卒業後、洋食シェフとしてホテルに就職。その後、精肉店へ転職し、店長として店舗の売り上げに貢献。自身の肉の管理技術や調理経験を活かし、2015年7月に「立食焼肉 一穂」をオープンさせた。

立ち食い焼肉のブームについて岩井氏はこう語る。
「立ち食い焼肉のメリットはたくさんあります。まず開業しやすいということ。少ない坪数で居抜きのカウンターがあればすぐにオープンできる。技術力にも左右されるが、仕込み時間も居酒屋に比べ圧倒的に短い。お肉を「焼いている間」は接客が不要なケースも多いため、店舗管理や人材育成もしやすい。」

だからこそ大切になるのは品質と味。
「立食焼肉 一穂」はオープンするや否や瞬く間に人気店に。現在も週末は1〜2時間待ちの行列を作る。メディアからの取材も絶えない。

その人気を支えるのは、オーナー岩井氏の精肉店で鍛え上げた肉の知識。
仕入れは岩井氏自ら業者と価格交渉。塊で仕入れた肉を分割して納入してもらうことで仕込み作業の負担を軽減。スタッフの作業時間を減らすことでモチベーションを上げ、勤務しやすい環境づくりを行なっている。

また常時20種類以上あるメニューは日々変わり、一枚から注文できる。味に差が出てしまう赤身は原価率を上げても上質なものを、味に大差のないホルモンは原価率を下げてコストダウンとメリハリをつけた仕入れ方法がユニークだ。

そして一穂の人気の秘訣が独自で開発されたタレ。岩井氏がシェフ時代に覚えたステーキソースに味噌や酸味を加えるなど改良を重ね、オープン当初からこだわり続けている。

福島店の成功を受け、2号店に選んだ場所は大阪屈指の人気飲食店街である大阪駅前第二ビル。
駅前第二ビル店では男性の一人客が半数以上を占める。客単価2000円、滞在時間は60分以内と回転率も高い。

2号店をこの地に構えた背景には今後のブランドの展開、念願のフランチャイズの構想がある。
「まずはじっくり今の店舗を成長させ、いずれはフランチャイズ展開していきたい」
岩井氏の今後の動向に期待が高まる。

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