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タイ・ミャンマーで居酒屋を展開するShakariki432″(しゃかりき しみず)が、2/15「タイ式酒場 アロイチンチン」を福島にオープン

2体のモアイ像がひときわ目を引く店舗外観。
店内は、清水オーナー手書きのPOPやタイから持ち込んだ装飾品が賑やかさを演出する。
茹で鶏と揚げ鶏が両方楽しめるカオマンガイミックス(3月初旬より提供開始)
早くも女性客に人気のパクチードリンク。左から パクチーモヒート、パクチージントニック 、パクチーハイボール(各580円)
Shakariki432 Co., Ltd 代表の清水友彦氏。オープン時は自ら店頭に立ち、昔の常連客を出迎えていた。

タイ・ミャンマーで居酒屋 Shakariki432″(しゃかりき しみず)を16店舗展開するShakariki432 Co., Ltd(代表 清水友彦)の新店「タイ式酒場 アロイチンチン」が、大阪・福島駅にオープンした。

現在タイで14店舗・ミャンマーで2店舗の居酒屋を経営する清水氏は、元々20代の頃に地元大阪で飲食業に従事し、串カツ・もつ鍋・かすうどんの店を独立オープン。その後6店舗まで展開した経歴の持ち主だ。
国内での事業展開に行き詰まりを感じ、当時の従業員などに店舗を売却したのちに新天地タイへ渡り、現地で居酒屋業態を次々とヒットさせた。

何故、今また日本での出店なのか。
「タイで日本居酒屋を展開している以上、日本国内にアンテナを置いておきたい」という清水氏の意向があるからだ。ただ、以前のように串カツやもつ鍋居酒屋で勝負しても差別化出来ず、すぐ飽きられてしまう。それであれば、優秀なタイ人スタッフを多く抱えていることを武器にタイ料理で勝負しようと、現地から生え抜きのスタッフを連れ地元福島で50席の「タイ式酒場 アロイチンチン」を路面オープンした。
アロイチンチンとは、タイ語で”本当に美味しい!”という意味だ。

店前ではタイの店舗でもトレードマークとなっている大きなモアイ像がお出迎えし、店内は現地から持ち込んだポップな装飾品で飾られ、まさにタイのローカルレストランに入ったような気分を味わえる。
1店舗目のオープン時から、デザイナーは入れずに自身で描いた店舗イメージをそのまま施工会社に落とし込むよう依頼しているそうだ。

「日本の食材は新鮮で美味しいから、タイで作るよりずっと美味しく提供できると料理人も絶賛している」という通り、オープンと同時に昔からの常連や女性客で店内はにぎわっている。
トムヤムクンスープにさまざまな具材を入れて楽しむ「トムヤムクン鍋」(1280円)や、「カオマンガイ」(780円)、「ヤムウンセン」(780円)などの定番メニューを始め、タイ北部の料理「ムーガタ:焼肉としゃぶしゃぶを一つの鍋で楽しむ料理」(1280円)、「チムチュム:ハーブの出汁と甘辛ダレで食べる鍋」(1280円)など、日本ではなかなかお目にかかれないメニューも楽しめる事が特徴だ。

ドリンクは、チャーンやシンハーなどタイローカルで提供されるビールはもちろん、パクチーハイボール、パクチージントニック、パクチーモヒートなど様々なパクチードリンクが楽しめるところもタイ料理専門店ならでは。
大人数で楽しめる「バチ割焼酎」(2,500円)や「アサヒ生バルーン3L」(2,500円)もそろっており、店内のにぎやかな雰囲気を更に盛り上げること間違いなしだ。

タイ国内外に優秀な現地スタッフを多数抱える清水氏だが、ここまでの道のりが平坦だったわけではない。
日本で事業展開していたときに組織・人事を仕組み化することの必要性を痛感したという清水氏。現在は店舗毎に、一定期間以上働き実績を上げたスタッフが出資できる仕組みをつくっている
「自分が出資したお金でお店が運営され、その結果としての利益が分配されるので、スタッフ一人一人が利益やコストを強く意識して働くようになった。」と話す清水氏。
これまでの経験を元に、一人一人のスタッフがより活き活きと楽しんで働けるよう考えた仕組みだ。

今後の同社の展開だが、当店のオープンを皮切りに年内だけでもタイ4店舗・大阪1店舗のオープンが既に決まっている。
タイ国内で菊菜や水菜の野菜を無農薬で栽培し、各店舗に卸している”しゃかりき畑”を広げていくことも清水オーナーの今後の課題の一つだ。
「今後は野菜だけではなく、米など生産品目・生産量ともに広げたいと思っています。農産物だけではなく、水産物や厨房備品などを飲食店に卸すサプライヤー的な事業も行っており、実店舗との相乗効果を更に高めていきたい」と話す。
新規参入組に容赦なく勝敗が突きつけられているタイで、これまでの経験を武器に飛ぶ鳥を落とす勢いのShakariki432″。今後の快進撃に注目したい。

(取材=川辺ちほ)

店舗データ

店名 タイ式酒場 アロイチンチン 福島店
住所 大阪市福島区福島2丁目3-3
アクセス JR福島駅徒歩6分・JR東西線 新福島駅徒歩3分
電話 06-6131-9222
営業時間 Lunch 11:30~14:00 / Dinner 17:00~25:00(LO 24:00)
定休日 年中無休
坪数客数 50席
客単価 3,500円
運営会社 Shakariki432 Co., Ltd
オープン日 2月15日
関連リンク Shakariki432"(HP)
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