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神戸で新しい食文化に挑戦し続ける「神戸のやきとん王子」。


鉄板で鶏皮を焼く愛媛県今治市のやきとり。豚肉を使用し玉ねぎ、洋がらしを使用した北海道室蘭のやきとり。豚の頭肉に味噌ダレを付けて焼く埼玉県東村山市のやきとり。「日本三大やきとり」、その中でも特に埼玉県東村山市のやきとりに注目し、徹底的に味を追求、最高の「やきとん」として提供し続ける「神戸のやきとん王子」と呼ばれる人がいます。

株式会社インヴィゴ 代表取締役社長 薬師寺達也さん(40歳)。神戸市生まれ、神戸育ちの生粋の神戸っ子。趣味のひとつは飲食店めぐり。年間500店舗以上の飲食店巡りをして美味しいものを追求する実直な経営者。

幼少のころの夢は「絵描き」という薬師寺社長。そのため、学生時代はデザイン関係の専門学校で設計やプランニング、イラストレーターなどのデザインソフトなどの勉強に明け暮れる傍ら、焼鳥屋や精肉店でアルバイトにも専念。卒業後、24歳で神戸でお酒を中心に取り扱う、レストランバーを経営。特に飲食と決めたわけでなく、まずは独立。ここから薬師寺と「神戸の食」との接点が生まれる。

レストラン創業から2年目、試行錯誤の日々の中、食の研究の為やってきた関東エリアのお店で「やきとん」と初めて出会う。「こんな美味しいものがあるのか!」と衝撃を受け、「やきとん」つまり東村山市式のやきとりを、神戸へ持っていくと決意。学生時代の焼鳥屋と精肉店の経験を生かし、神戸で初となる「やきとん」専門店を生み出しました。

「秘伝の味噌ダレの美味しさに、病みつきになる人が続出しているんですよ。」と薬師寺社長。豚は毎朝、埼玉から朝挽きを直送。これがインヴィゴ自慢の『ぶた刺し』を提供できる秘訣。創業時期から研究に研究を重ね、完成した『ぶた刺し』。全国的に見ても同じクオリティを出せるのは数店舗だと自負しています。

現在展開しているのは、5店舗。カジュアルにやきとんを楽しめる「やきとん龍家」「やきとんTATSU」。イタリアンの要素を取り入れた「トルナド」「トルナドパティオラ」。そして、今回新しくオープンした、和の要素を取り入れた「くるりや」だ。

新店舗「くるりや」では、料理に合わせた日本産のお酒の提供を行っている。特に、日本酒には力をいれ、常時40種類以上を取り揃え。どのスタッフが対応しても、最適な日本酒を提供できるよう、メニューに説明を書き、工夫を凝らしている。また、全て国産を徹底している。
既存店の「やきとん龍家」は男性ターゲット、「トルナド」は女性ターゲットとしてきたが、新店の「くるりや」では男女に受け入れられる幅広いターゲット設計をしている。
その取り組みのひとつがカウンターの撤去。テーブル席で食事をじっくり楽しんでもらえるようなお店づくりにしている。
このような事業計画から、メニュー作成、店舗デザインから開発、工期管理まで。実は一からやってのけてしまう薬師寺社長。このスピード感もインヴィゴの強みの一つだ。

2016年には法人化をして事業を拡大路線へ変更。さらに現在は、東京進出も視野にいれ、店舗拡大のビジョンを描いている。
神戸が生んだ「やきとん」文化が東京や全国でどのようなブランド展開していくのか、今後も目が離せない。

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