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女性のちょい飲み需要を掘り起こす! アジアンテイストのオリエンタルビストロに注目

店舗は、各線梅田が徒歩圏内の国道1号線沿い。オフィスビルが並ぶエリアなのでカフェ利用も多い。
店内にはカウンターもあり、“軽く1杯”のちょい飲みニーズにも対応。2軒目や3軒目使いの利用客も多い。
全く違った立地に3店舗目を計画しているという田中社長。基本フォーマットをベースに、立地のニーズにマッチできる店舗展開を考えている。
付き合いの長い、気心の知れたスタッフが中心になり店舗で活躍。細かな心配りなどで、リピーターを増やしている。
好き嫌いのハッキリした食材ながら、16年の注目を集めたパクチーを使ったメニューを充実させた。特に女性客から好評。写真はパクチージェノベーゼ。

昨年11月19日、エキスポシティにオープンした「オリエンタルスプーン」の2号店が、西天満の国道1号線沿いに10月14日オープンした。起業後、初出店がエキスポシティで、2号店が梅田に近いエリアという挑戦的な展開の同店を手がけるのが株式会社BBE(大阪市福島区 代表取締役:田中将渡氏)。

「オリエンタルスプーン」は、内装や雰囲気はライトでカジュアルながら、ガパオライスなどメニュー本格派に寄せるという「オリエンタルビストロ」。これまでありそうであまりなかった、ライトなエスニックグルメ好きをメインターゲットに集客をする新ジャンルだ。おじさん達が“ちょっと1杯”的に立ち飲みに寄って帰るように、働く女性達の軽く飲んで帰るニーズにマッチしそうな予感がする。

「オリエンタルビストロ」自体は、東京で2011年の開業からわずか6年で20店舗まで拡大した「AGALICO(アガリコ)」のフォーマット。今回は、関東圏で実績のあるこの業態を活用しつつ、関西での多店舗化を視野に置いた展開の一貫としての出店となった。「将来的にはFC化。そのためにいろいろなタイプの場所に出店したかった」と田中社長。郊外のショッピングモールだった1店舗目とは全く違う立地として、今回は都心部の繁華街に近い路面店をセレクトした。

店舗では、ナシゴレン(970円)、ガパオ炒めご飯(950円)、グリーンカレー(1050円)といったご飯ものメニューのほか、小籠包(500円)、ハニーチーズ豆腐(500円)といったTAPASメニューが好評だ。ランチニーズが高く、主婦客なども多いためご飯ものが人気の1号店に比べ、アルコール需要の高い2号店では、TAPASメニューに重点を置き、個性的なメニューに力を注ぐことで、周辺店との差別化を図っている。

創業間もない、株式会社BBEがエキスポシティに、出店できた理由の一つが“人脈”だという田中社長。氏の修業とも言うべき時代を過ごしたのが株式会社 グローバルダイニングだ。同社を卒業後に飲食店を起業する人材も多く、田中社長が起業した際も、当時の先輩や同僚の協力があった。

「月80万円もらってるアルバイトがいましたからね」というように、株式会社 グローバルダイニングは超実力主義。前年比で売り上げを伸ばしていけば、収入や役職が上がり、落ちればカンタンに降格という環境下で、約8年間過ごし人気店の店長なども務めた。その時の経験から「メニューや店舗はもちろんなのですが、特に大事なのが“人材”です」という田中社長。

客が満足して帰ることで、リピート客となっていくことを重視。「ビールの価格100円高くても満足度が高ければ、リピーターになる」。そのために重要なのが、スタッフだと力説する。ホスピタリティを高めることで、集客が上がってくることは、これまでの経験で熟知。「自分の店となれば、のんびりはしてられないんですけど(笑)」というが、知名度を上げつつ、2次会などの宴会ニーズに積極的に対応するなど、店の特徴を活かし満足度の高い店に仕上げている最中だ。

また、年末年始に向けて女性客の集客に重点置き、16年の人気食材として注目を集めるパクチーメニューを強化。ダイナマイトパクチー(550円)、パクチージェノベーゼ(950円)、パクチー&鶏モモ(680円)など、キャッチーな料理で、攻めモードに入っている。

(取材=高田 強)

店舗データ

店名 オリエンタルスプーン 西天満店
住所 大阪府大阪市北区西天満4-9-12
アクセス JR東西線 北新地駅から徒歩5分
地下鉄谷町線 東梅田駅から徒歩5分
電話 06-6232-8437
営業時間 11:30〜翌2:00
定休日 不定休
坪数客数 24坪 52席 (カウンター席あり)
客単価 ランチ¥850〜、夜¥2,000〜¥2,999
運営会社 株式会社BBE

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