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希少な6種のブランド鶏を味比べ!“記憶に残る”を目指す焼鳥店「鶏家 六角鶏(ろっかっけい) 梅田堂山店」

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グループごとに、置かれる焼き上がった焼鳥が供される付け台。安定感があるが、なかなかの重量。濃いグレーが焼鳥を鮮やかに見せる。
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お造りは、その日に入荷した地鶏などを組み合わせて出すため、バリエーションがあり、飽きさせない。「本日の超お造り盛り合わせ」(1380円)。
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地鶏、銘柄鶏の串には、刻印が施される。これで、どのブランドの鶏なのかがひと目でわかると好評。
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鶏の食べ比べは、入荷状況によりない日もある。ある日は、店内の黒板で掲示されることが多く、また、スタッフがすすめる場合も。
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ユウ・フード・サービス代表取締役 谷裕一郎氏。食器や内装、看板などはすべて氏がイメージしたものを専門家にオーダー。

1999年に東大阪・布施にオープンした「鶏鳥Kitchenゆう」からスタートし、さまざまな業態で現在直営グループ26店舗、プロデュース店27店舗を運営するユウ・フード・サービス(天王寺区、代表取締役・谷 祐一郎氏)。その最新店が2014年1月29日に大阪・堂山町の交差点そばにできた「六角鶏」だ。この店の大きな特徴が、同時に6種の地鶏や銘柄鶏が楽しめるというメニュー。 “六角形(ろっかっけい)”という響きのおもしろさから発想した6種の鶏が食べられるという業態は、飽和状態の焼鳥業界でもオリジナリティあふれる。「いろいろネットで検索をかけてもなかったんですよ」とは代表取締役の谷裕一郎氏。ほかにはない個性を持つ焼鳥店として、その可能性に確信を持っている。仕入れ状況により、ランダムになるのだが、日によっては、比内地鶏、名古屋コーチン、大摩桜、八女炭蘇鶏、黒岩土鶏、高坂地鶏からセレクトされた“もも串”だけの味比べといった遊び心のあるメニューが楽しめる。ある意味“特上”扱いとなってしまう盛り合わせは5種1000円~10種1800円と少し値が張る。逆に通常の焼鳥は、ねぎま、ももといったベージックなものからつなぎ、ふりそで、えんがわといった希少なものまで、約20種が1串120円とリーズナブル。ちなみに、比内地鶏の単品1串は正肉、皮など6種が各400円と高価。「記憶に残る店にしないとリピーターが来ない」とは谷氏。その信条通り、系列店にも置かれている看板メニューのつくねの盛り合わせ980円や駝鳥(ダチョウ)のたたき700円、重くて印象深い皿など、印象に残るメニューやアイテムがそろえる。この産地の違う鶏が6種類そろうというのも、おいしいメニューであるのと同時に、「あのいろんな地鶏が楽しめる店!」と記憶に残す演出でもあるのだ。また、最近増えつつある単品飲み放題も採用。生ビールなど40種以上のドリンクが、注文する料理などに関係なく980円で2時間(オーダーは1時間半)飲み放題になる。「賢いお客様は3杯飲めば、280円均一店より安いと気づいてくれる」と谷氏。客の50%近くがオーダーするそうだ。このシステムの影響でオーダーによって客単価が大幅に違うというのもこの店の特徴の一つ。銘柄鶏でない串と飲み放題を組み合わせ、1人1500円ほどでしっかり酔って帰る客もいれば、稀少焼酎や日本酒を飲み、お造りや比内地鶏串などを楽しむ客は1人5000円オーバーということも。それぞれが納得できるスタイルで楽しめる自由度の高さも魅力となっている。約20種の120円の串メニューと飲み放題980円の影響で、原価率は34%と高め。それを一部カバーしているのが、15:00~の営業だ。梅田店は、認知度が低いためまだまだだが、先行する難波店では好調。もともと仕込みだった時間に、客を入れたところ意外に好評だったそう。仕込みのための人件費がかかっていた時間だったため、トータルで客に割安感を持ってもらえるようになっている。客が入らないときは、しっかり仕込みの時間として活用する。「六角鶏」は2013年、9月に堺東で誕生したスタイルの店舗だが、すでに3店舗目。新規店の堺東駅前店、既存店からリニューアルしたなんば店に続き、1月にリニューアルオープンしたのが梅田店だ。以前は豚メニューが中心の店だったが、この業態に変えたところ、オープン直後から、前年比140%の売り上げとなっている。先行の2店舗も同様、もしくはそれを超える好成績を残している。谷氏の“記憶に残る店”としての戦略が確実にユーザーのハートをつかんでいる。今後も、既存店からのリニューアルを含む2店の出店が決定し準備中だ。この、「イケる!」となった時の対応の早さがユウ・フード・サービスの魅力のひとつでもある。 

(取材=高田強)

店舗データ

店名 鶏家 六角鶏(ろっかっけい) 梅田堂山店
住所 大阪市北区堂山町18-1
アクセス 阪急各線「梅田」駅から徒歩5分
電話 06-6311-0141
営業時間 15:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 無休
坪数客数 24・54席
客単価 3000円
運営会社 株式会社 ユウ・フード・サービス
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