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3月11日、西宮神社前に「ABURI café aqua(あぶりカフェアクア)」がオープン!複数の業態を融合させた新しいスタイルで関西の外食業界に新風を巻き起こす

アメリカ西海岸を思わせるような建物。スタイリッシュな外観と内装は、本店、2号店を見事に踏襲。朝5時まで営業というのもあらゆる方面から重宝されそうだ。
店内の炙りスペース。インテリアにもこだわり、2ヵ所に設置されたプロジェクターには常時映像が流される。
炭熾しは赤いタイル張りの窯で。熱気があまり外に漏れないように囲まれたクリアガラスは、客への視覚効果も。
大阪・岸和田の名店「喜場屋」から買い付けた鶏を使用。噛めば噛むほど味が出る、鶏本来の旨味を堪能。ヘルシー志向の女性や若者を中心に、幅広い層に支持されそうだ。
代表の齊藤氏。溢れるパワーで客、スタッフ、業者まで一体感を作り上げていく。現在32歳、次なる目標は東京進出と100店舗の出店だ。

「カフェ」と「Japanese Special Chiken」と「Korean BBQ」が融合した、ウエストコーストにあるようなカフェダイナー、と聞いても、一体どんな店なのかまったく想像できないだろう。カフェ?焼鳥?焼肉?だが、その謎は店を訪れればすぐに解消できる。「ABURI café aqua(あぶりカフェアクア)」(aqua L style、西宮市本町、代表取締役:齊藤健一郎氏)は、商売繁盛で名高い「西宮えびす神社」の真正面に位置し、外食大手チェーン店が両サイドを固め、立地、アクセスとも最高の場所にある。そのすぐ近くに本店、西宮マリーナに2号店があり、どちらもアメリカ西海岸をイメージしたスタイリッシュなカフェだ。代表の斎藤氏が本店「cafe restaurant aqua」にアルバイトとして入社したのは21歳の時。大学卒業と同時に社員となり、店長として経験を積みながら、会社が立ち上げた大阪心斎橋の大型カフェにマネージャーとして携わるなどした。しかしライフスタイルの変化に伴って一時は営業に転職したものの、飲食への思いを捨てきれず、2007年、前オーナーより事業を譲り受けた。その後2009年に株式会社aqua L styleを設立。2012年4月に2号店「aqua south coast」をオープンし、雑誌などで話題となり、大成功となった。その頃安田久氏(多数の飲食店を経営・プロデュース。人気番組「マネーの虎」に出演するなど全国的に知られる)と出会い、コンサルタントを依頼。同氏が主催する100店舗の飲食店経営者を育てる塾「外食虎塾」の一期生となった。この3号店出店にあたって安田氏はプロデュースという形で携わっている。今回の出店において大きなポイントになったのは、大阪・岸和田にある鶏料理の名店「喜場屋」との出合いだった。もともと食品メーカー出身であった喜場屋のオーナーは、自身が手掛ける鶏の流通経路を模索していた。喜場屋で扱う鶏を他の業態に卸す、出店することなき事業拡大方法だ。そこに新業態を模索していた斎藤氏の思惑が一致。なんとしてもこの鶏を使った業態を作り上げたいと考えさせた。「ABURI café aqua」の炙り鶏焼きとは、喜場屋が扱っているsenca鶏という喜場屋独自の条件(養鶏、捌き方、下味)をクリアしたものだけを使用し、調理方法は顧客が好みで焼くというものだ。従来の焼鳥や炭火焼肉といった概念では、タレに浸した生肉を、顧客のさじ加減で焼いていくというものだが、仕上がりにはどうしてもムラがでる。しかし、独自にブレンドした下味をつけることによって、そのムラを最小限に抑え、噛めば噛むほど味がでる、「とりやき」スタイルを確立している。「特撰」(900円)「トロ皮」(550円)「つくね」(580円)など、女性でも食べやすいポーションで提供。さらに前出の安田氏と馴染みの深い、ソソカルビ専門店「牛天」の「漬けタレ」もまた店の名物として売り出すことに決定。その使用権を獲得した。「ソソカルビ」とは韓国では一般的な大衆焼肉料理。「骨付きカルビ」(980円)はもちろん、「上ホソ」(550円)、「マルチョウ1本焼き」(1180円)などホルモンも豊富だ。鶏と牛、二つ合わせた原価率はおよそ25%。今後、FC展開していく上で原価率を20%台前半に抑えられるかどうかが課題となっていくという。この二つの業態にカフェというこれまで培ってきた業態を融合させた。店内の設計・デザインは、数々のヒット店を手掛けている設計士の金澤拓也氏(カームデザイン 大阪市西区)。炭火焼店とは思えないスタイリッシュな空間を演出している。特筆すべきはその営業時間。夕方17時から翌朝の5時まで営業する。関西で、しかも繁華街ではない地域で朝5時まで営業している店は少ない。客単価は3100円前後とし、3号店単体で月商800万を目標に設定している。そして今後は国内だけで100店舗の展開を目指す。「地域にとって必要なお店になりたい」そう話す代表の斎藤氏。自分のことを「正直でまっすぐな人間」と言ってはばからない。そして事業への熱い思いと信念。これからの展開が楽しみだ。

(取材=下川由樹子)

店舗データ

店名 ABURI café aqua(あぶりカフェ アクア)
住所 西宮市宮前町8-49
アクセス 阪神本線「香櫨園」駅から徒歩5分、阪神本線西宮駅「えびす口」から徒歩5分、 JR神戸線さくら「夙川」駅から徒歩10分
電話 0798-38-2620
営業時間 17:00~翌5:00
定休日 無休
坪数客数 90坪・160席
客単価 3100円
運営会社 株式会社 aqua L style
関連リンク aqua L style

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