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元エンテック専務取締役のオーナーが心酔する「黒豚の腹あぶら」に注目 2月6日、「神戸長田焼き 曾根崎鉄板食堂 はなたれ」がオープン!

店舗デザインは、関西の人気デザイナー、沼田行正氏が担当。約100年前の古材を利用し、下町の雰囲気を演出している。テーブルの鉄板は特注品。
ライブ感あるオープンキッチン。食材はここで調理してから、テーブルの鉄板に運ぶ。
オーナーの武田氏がほれ込んだ黒豚の腹あぶら。神戸のお好み焼き店を食べ歩いて出合った素材だ。「肉を焼くのは喧嘩するので、長田焼きのほか、野菜、魚介、豆腐などに使います」
長田焼き「はなたれMIX」(豚、イカ、油かす入り・1030円)。北海道産小麦粉を使用し、ソースもオリジナルにブレンドしている。
オーナーの武田則也氏。エンテック時代、意外にも鉄板料理店の経験はなかったのだそう。「だからこそやってみたいというのもありました。腹あぶらを『はなたれ』のブランドとして確立し、広めていきたいです」

そばめしやぼっかけといったB級グルメの聖地、神戸・長田。「神戸長田焼き 曾根崎鉄板食堂 はなたれ」は、長田独自のお好み焼きを中心に、鶏、魚介、和牛、産直野菜を使った創作鉄板料理、ワインで構成する。場所は、梅田の東の曾根崎エリア。ラブホテルが集中する夜の街で、朝4時まで営業する。「長田焼き」は、「豚玉」(730円)、「はなたれMIX焼き」(1030円)などをラインナップ。トッピングに油かすがあったりと関西らしいメニューなのだが、他との大きな違いは脂。入手が難しいとされる新鮮な黒豚の腹あぶらで焼くことで、素材の甘味、旨味をアップさせている。オーナーの武田氏はこう話す。「腹あぶらを使うことでジューシーでこんがり焼きあがり、味に深みが出るのが特長です。一般的にはほぼ知られていない部位だと思いますね。また、焼き方は大阪のお好み焼きとは異なる『乗せ焼き』にこだわります。鉄板の上に生地を薄く敷き、その上に具材をたっぷり乗せていくというもので、他店との差別化を計ります」腹あぶらは野菜、豆腐、魚介の鉄板料理にも使われ、それぞれの素材を引き立てる。女性向けの野菜料理やヘルシーメニューが目立ち、「北海道産アスパラガスの豚バラ一本巻き」(1本250円)、「徳島産 丸ごとシイタケのアンチョビバター焼き」(2個580円)、「鳴門金時の蜂蜜バター」(680円)「醤油麹豆腐とアボカドのステーキ」(830円)ほか、国産魚介、朝挽き鶏や、和牛の鉄板焼きなどにも素材へのこだわりがうかがえる。オーナーの武田氏は「神戸にんにくや」で知られるエンテック出身で専務取締役として手腕をふるっていた。同社での17年間、関東から九州まで多種多様な店舗開発や運営を手掛けてきた人物だ。そして、「いつかは独立を」と考えていた時に出会ったのが件の長田焼き。「腹あぶらを使って焼くという長田独自のお好み焼きの味に、(これがあるなら)会社を辞めてもかまわない」というほどの衝撃を受けたという。40代最後というタイミングも合わせて独立を決意し、店舗展開を視野にした業態開発をスタートした。約1年をかけ、入手が困難な腹あぶらの仕入れルートを確立、出店場所やメニュー、内装などにこれまでのノウハウを注ぎこみ、満を持してのオープンとなった。「立地に関しては、ここ数年の開発を見ていて、やはり強いと感じるのは梅田界隈。しかし家賃が安くて穴場なのが、この曾根崎あたりです。ラブホテル街ではあるけれど、今人気の『裏難波』もそれは同じ。今後はこの辺りが『裏梅新(梅田新道)』と呼ばれるようになるんじゃないかと。食欲と性欲は繋がっていると思いますしね(笑)」。ターゲットは20代~30代後半の女性。本格的な素材でありながらカジュアルに楽しめる鉄板焼きとワインとを楽しんでほしいと語る。また、エリア的に深夜以降も集客が見込め、同業者のニーズも確実だろう。「ここを本店にして、直営でのチェーン展開が目標です。いずれ、長田焼きを引っ提げ、東京へも出店したいですね」。

(取材=横田ちはる)

店舗データ

店名 神戸長田焼 曾根崎鉄板食堂 はなたれ
住所 大阪市北区曽根崎1-7-2 ( ニシキビル1F )
アクセス 地下鉄谷町線「東梅田」駅から徒歩8分
電話 06-6362-7000
営業時間 18:00~翌4:00
定休日 無休
坪数客数 約26坪・約40席
客単価 3500円
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