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11月22日、RETOWNの新店が天王寺Mioプラザ館にオープン!酒販卸企業とのコラボで実現した自然派ワインバル「ブラッスリー ブー Jr.」

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店内は、スツールとテーブル席、店前のテラス席とバリエーションがある。8時からモーニングを開始し、ランチ、カフェ、ディナーと幅広く対応。
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小松屋の藤田氏が惚れ込んだ、人工的な添加物を極力使わずに生産された自然派のワイン。酸化防止剤も使っていないか、または極力抑えたもので悪酔いしないと言われている。
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キッチンの水槽には、渡り蟹と伊勢海老がぎっしり。高知県の土佐から毎日自社トラックで運ばれてくる。
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渡り蟹の甲羅がインパクト大の、名物の「渡り蟹と香味野菜・オリーブのトマトクリームパスタ」(1300円)。伊勢海老のクリームパスタも、伊勢海老と目が合う。
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(左から)RETOWN松本氏、小松屋の藤田氏。藤田氏は、自然派ワインの仕入れに向けて、5年前からフランスに現地スタッフを派遣し、正確な情報を入手したうえで高品質でリーズナブルな商品の仕入れを実現している。松本氏はその情熱にも傾倒したという。

本サイトでもおなじみ、RETOWN(大阪市浪速区、代表取締役・松本篤氏)が天王寺でワインバルをオープンした。同社といえば、焼鳥「ちんどん」「かしわ舎」の直営・FC展開をはじめ、近年は岡山県の千屋牛を使った焼肉店「犇屋(ひしめきや)」、パティスリーやグロッサリー、カフェ、レストランが一体となった千里の「GreenCafe津雲台」、精肉店を併設したカフェ「洋食喫茶 犇屋」などが話題だ。同時に、産地活性に沿った業態開発や施設側から再生の要として出店を依頼されるなど、その動向は飲食業界でつねに注目の的。特に素材へのこだわりは著しく、大阪・箕面に残っていた広大な放棄農地を借り、自社農場を開園。「スタッフが農業に関わることで丸ごと村おこしをしてしまおう」という、社会性の高い取り組みも行っている。そんな同社が手がける新店のコンセプトは、「自然派ワインが気軽に飲めるお店」。フランスや国内産の添加物を極力控えた安全なワインで、グラス500円~、ボトル2400円~から揃えている。リストには渋みや重さなどが表と説明書きで書かれ、ワイン初心者にもわかりやすい。フードはスペイン、イタリア、フランスの融合といった印象で、前菜、パン、サラダ、チーズ、温菜、和牛ステーキや骨付きモモ肉などがっつり系の肉、パエリアに、魚介のパスタなど、ワインのアテ系からアルコールなしの食事もOKという懐の深いラインナップだ。珍しいのは、生ハムやローストビーフ、パテなどの6種も揃う本格シャルキュトリ(加工肉)の量り売り。20g~、1㎝~という小さなポーションで提供し、気軽にオーダーできる。一方、メインはボリューム大。見た目にも満足な華やかな盛り付けで、食欲をそそられる。今回の業態開発には松本氏と、酒卸販売会社の小松屋(大阪市松原市)の代表取締役、藤田牧雄氏との出会いがあった。「小松屋さんは、幣社の系列会社RETOWN HUMANの顧客だった方。それが縁で食事をご一緒した際、自然派ワインの普及を目指す小松屋さんと外食企業である弊社の目的が一致したのがきっかけです」(松本氏)。資本、物件取得、ドリンクメニューの提案は小松屋、フードメニューの開発と店舗運営はRETOWNという役割分担となり、贅沢なコラボレーションが生まれた。「私たちとしても自然派ワインを勉強したいという思いと商業施設での出店経験を積みたいという思い、そして何より藤田社長の人材育成の考え方を勉強させていただくいい機会だと感じたので、ご一緒させてもらおうと思いました」(同氏)小松屋からの提案には、元メジャーリーガーの野茂英雄さんがプロデュースする「NOMOコーヒー」(400円)もあった。アメリカオレゴン州にあるポートランドロースティング社で作られるオーガニックコーヒーで、藤田氏も自ら現地を訪れて味と品質を確かめた。店舗はモーニングやランチにも力を入れるため、ワインと同様に安心安全なコーヒーの導入は、店舗コンセプトにマッチしたようだ。オープン後、年末を越えて手応えは上々。Mioの顧客層や施設で働く若い女性を惹きつけ、23坪で月700万円を売上げた。松本氏はこう分析する。「ランチは思った以上に好調ですが、夜はまだ伸びしろがありそうです。お店のあるM2階という場所自体がランチのイメージが強く、夜に食事ができる認知が進んでいない中での売上なので、認知が上がればもっと伸びると思います」。ヘッドライン登場のたびに新たな計画を届けてくれる松本氏。同氏のサプライズはまだまだあり、キーワードは「アグリタウン」「ハラル対応」「海水と同じ成分の雪」(!?)。いずれも国内外の産地や企業と手を組んでの新たな流通網の構築という、松本氏の得意とするところで、聞いているだけでワクワクするプランばかりだ。RETOWNは本サイトで最多登場なのだが、2013年も追いかけないわけにはいかないだろう。

(取材=横田ちはる)

店舗データ

店名 ブラッスリー・ブーJr.
住所 大阪市天王寺区悲田院町10-48 ( 天王寺MIOプラザ館M2F )
アクセス JR環状線「天王寺」駅、地下鉄谷各線「天王寺」駅から徒歩2分
電話 06-6773-1159
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休
坪数客数 23坪・58席(店前テラス席含む) 
客単価 ランチ1000円、ディナー2800円
運営会社 株式会社小松屋、株式会社RETOWN
関連リンク 小松屋
関連リンク RETOWN
関連リンク ブラッスリー・ブーJr.

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