飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム関西」

ヘッドライン

“お神輿を置きたくて一棟借り”“50席でスタッフ15人”代表・田中節さく裂!9月24日、鉄板創作串焼きの超絶人気店「鉄板神社」難波店がオープン

-thumb-2112x2816-2125.jpg
なんばグランド花月、スターバックスコーヒー、りくろーおじさんのチーズケーキなどが軒を連ねる難波の一等地。一階あたり12坪の3階建て。
-thumb-2816x2112-2127.jpg
代表の田中氏念願のお神輿。「神社の祭りといえばお神輿。最後は置こうと決めていた」。
-thumb-900x720-2129.jpg
かさが大きく肉厚ジューシーなしいたけを使った「しいたけ肉詰め」(一本200円)。
-thumb-900x720-2131.jpg
大人気の「海老パン」(一本200円)。ほか、牛や豚、魚介はじめ、マコモダケ、谷町しょうが、子持ちコンニャクなど、素材へのこだわりを感じさせる串が多い。難波店は刺身や一品もあり、特に焼きそばメニューが(840~円)充実。
-thumb-2341x1756-2133.jpg
田中寿幸氏。「せっかくの外食やのに、最近はお客様も店側も、味より安いかどうかで店を選びがち。うちはそうじゃなくて、本格的な味で勝負したい」

オリーブオイルを使った鉄板創作串焼きと、スタッフのサービス力で高いリピート率を誇る人気串焼き店「鉄板神社」。代表の田中寿幸氏は、創業当時の発言「お客様が来るまで何時までも店を開け続ける」「スタッフの9割が社員。そもそもアルバイトを採用する発想がない」などが飲食業界で話題となり、野性味あるキャラクターも注目を集めている。そんな同店の5店舗目となる難波店が、南海通商店街内にオープンした。ミナミでは宗右衛門町の本店、道頓堀店に次ぐ3店舗目。御堂筋なんば駅から徒歩1分という超一等地で、3階建て一棟借り。気になるのは、田中氏がDMなどでこの難波店を「最終章」と銘打っている点だ。「鉄板神社のレベルを保つには5店舗が限界。それ以上になると、僕が理想とするいい仕事ができません。最終章というのは、なんば店を出す前から決めていたことです」と田中氏。同氏が考える「いい仕事」とは、「頂いた料金以上の仕事を必ず成し遂げる」こと。「店舗がこれ以上増えて、人に任せ始めると、“頂いた料金以上の仕事”ができる率がどうしても下がってしまう。それで、このあたりで一回区切りを付けようということになりました。今後も、出店しようと思えばできますし、FCの希望も山のようにありますが、頭のどこかで“金じゃない”と思う自分もいて」最終章に選んだ物件が、ミナミど真ん中、3階建て一棟借りの店舗。1階にはお神輿が鎮座するカウンター席、2階が掘りごたつの個室、3階がテーブル個室と厨房となり、スケルトンからの改装だ。家賃や手間は推してしるべしだが、「お神輿を置くスペースがあるから」(!)決断。そのため1階は、席数の確保よりもお神輿を汚れから守ることを優先した設計になっている。メニューやドリンクのラインナップは既存店と大差なく、一店舗あたりのスタッフ数の多さも変わらない。今回は50席でスタッフ15人(!!)。過去の「24席で10人」を思えば、まだ少ないほうとはいえ規格外の人数だ。「世間では人件費を削る風潮がありますが、当店ではスタッフの数を減らすようなことはしません。それだけ手厚い接客をしたいし、少ない人数だと料理が出てくるのも当然遅くなる。人件費を増してでも絶対お客様に損はさせないという思いで、人数をあえて増やしています」。なんとも田中氏らしい攻めのやり方だ。実際に、スタッフを一人増やすごとに売上がアップしているという。「とにかく人は財産なので細かい利益よりも、店全体の将来を視野に入れた経営を考えています」。田中氏は26歳のときに、串焼き店4坪9席からスタート。一人で店に立ち続け、24時間を仕事につぎ込み、疲労のあまり倒れることもしばしば。そして現在は、ミナミの3店舗すべて月間1000万円以上を売上げる経営者となっている。地盤沈下などと言われるミナミで成功するには?「ミナミはしんどい、人が歩いてないっていう人もいますが、人がいないなら集めるためにはどうするかという発想が必要です。しんどがる人は天気や景気など、何かのせいにしていますよ」「結局、熱意や思い、とにかく気持ちが全然足りないだけで、自分の弱い部分に負けているだけだと思います。それがまずありきで、知恵は次の話。初めから知恵だけで成功したら誰も苦労しませんよね」。飲食経営者でなくても耳の痛い、田中節のさく裂だ。次なる展開に向けては、まったく新しい業態を仕込み中とのこと。「まだ企業秘密。誰もやってないやり方で、麺関係で革命を起こせるかもしれない。成功したら鉄板神社と違って相当な店舗数になると思います」。手塩にかけ人気ブランドに育てあげた「鉄板神社」に寄りかかることなく、進化を続ける田中氏。次の展開にも注目だ。

(取材=編集部)

店舗データ

店名 鉄板神社 難波店
住所 大阪市中央区難波千日前12-34
アクセス 地下鉄御堂筋線「なんば」駅から徒歩1分
電話 050-5796-3475
営業時間 11:30~翌3:00
定休日 無休
坪数客数 50席・36坪(3階建)
客単価 3800円
関連リンク 鉄板神社 
関連リンク (ぐるなび)

 >> 大きな地図を見る

ヘッドライン一覧トップへ

Copyright © 2014 FOOD STADIUM KANSAI All Rights Reserved.