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9月13日、「Seafood Bistro~Omar’s~(オマール)」が三宮にオープン!カナダ産活オマール海老を計り売り・格安で提供するバールが神戸に登場

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ウッド調の壁に赤と白で統一された店内。夕方にはふらりと立ち寄った年配の夫婦や外国人、OLといったさまざまな年齢層・客層でいっぱいになる。
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水槽のオマール海老。注文すると計りに乗せて客席まで持ってきてくれる。グラム数を確認し、好みの調理方法を伝えてキッチンへ。
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関西のオマール海老計り売りの元祖を自負する代表・吉森氏。京橋店、お初天神店の好調を受けて、ホームである三宮に出店。「日本全国だけでなく、海外での出店も考えています」と、フィールドはどこまでも広い。

9月13日、BIP(神戸市・中央区、代表取締役:吉森賢二氏)の「Seafood Bistro~Omar’s~(オマール)」が三宮にオープンした。この業態での出店は、京橋店、お初天神店に次いで3店舗目となる。大阪の2店舗は50坪の大箱スペースでの展開だったが、今回の三宮店は22坪、50席というこれまでに比べるとスペース。バール形式での新たな出店に、どのような狙いがあるのだろうか。JR三宮駅から徒歩3分、飲食店が並ぶ路地に面した店は、ガラス張りの調理場とオマール海老が泳ぐ生け簀がまず目に入る。店内はカウンター5席と2人掛けのテーブルが8台、奥に入ると4人掛けテーブル4台と6人掛けテーブル2台が並ぶ。個室スペースはないが、その分収容人数を増やす狙いだ。メニューはもちろんオマール海老がメインだが、今回はバールを意識して他の魚介を使ったメニューや、神戸牛などを使ったメニューなどを新たに打ち出している。たとえば、「明石鯛と魚介のアクアパッツァ」(1280円)、「神戸但馬牛とフォアグラの蒸し焼きステーキ」(1480円)など、手頃な値段で満足を得られるものや、その日の仕入れによって新鮮な魚介を使った料理も提供する。「ふらりと立ち寄って、今日はオマール海老の気分じゃない時もある。そうしたお客さんにもしっかり楽しんでもらいたい。オマール海老以外はサイドメニューだけ、というのでは面白くないですよね」と、代表・吉森氏。幅広いニーズに応える、バールという店の特徴をいかした戦略と言える。メインのオマール海老は10g・50円の計り売りで、「レギュラー」(500g前後・2500円程度)、「ラージ」(650g前後・3300円程度)、「YOKOZUNA」(1000g前後・6000円~)をスチーム・グリル・チリソースという調理方法から選ぶスタイル。オマール海老はカナダから生きたまま空輸される。そのため原価率は60%と高い。「それを補うための工夫はやはり仕入れにあります」と吉森氏。三宮を中心に9店舗を展開する同社で扱う魚介類を一括で仕入れ、まず倉庫にある1000ℓの生け簀2杯に移す。そしてそこから各店舗に振り分けていくことで仕入れの際ロット数は多いが安く仕入れることができ、ロスも少なくなる。魚介類の仕入れは主に明石。新鮮なものを新鮮なまま、しかも安く提供する。個人店にとっては簡単なようで難しい課題だが、年に1店舗ずつ地道に拡大してきた同社には実現可能。まさに他社との競争に勝ち抜くツールとなっている。食文化の多様化により、これまでのオマール海老=高いというイメージが払拭され、手頃で、しかも新しい食材としてオマール海老は注目を集めている。今回、小スペースのバールという形態をとったのも、オマール海老が世間一般に浸透しつつあり、小さな店でわいわいとおしゃべりを楽しみながらお酒を飲みたい、目的もなくふらりと立ち寄って美味しいものが食べたい・・・そんなニーズを持った顧客を確保していく狙いがあったものと思われる。時流に乗った、というと軽く聞こえてしまうが、吉森氏の時代を読む力がこのような流れを作ったのだろう。今後の展開としてはFC展開も視野に入れているということで、まだまだ出店は続く見込みだ。さらに同氏が注目しているのは、惣菜という分野だという。オマール海老を加工して、惣菜としてデパ地下などに出店するという業態だ。「中食ブーム」と言われる今、今後の展開によって飲食業界だけではなく、「中食」業界にもオマール海老ブームが到来するかもしれない。

(取材=下川由樹子)

店舗データ

店名 Seafood Bistro~Omar's~(オマール)
住所 神戸市中央区北長狭通2-11-2 ( プロラインビル1F )
アクセス JR、阪急神戸線、阪神本線「三宮」駅から徒歩3分、神戸市営地下鉄西神・山手線「三宮」駅から 徒歩1分
電話 078-391-8803
営業時間 17:00~翌3:00(L.O翌2:00)
定休日 無休
坪数客数 22坪・50席
客単価 3800円
運営会社 株式会社BIP
関連リンク Seafood Bistro~Omar's~(ホットペッパー)

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