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天満、ビニシー店舗の先駆け!メキシカン酒場「墨国回転地鶏」が梅田にも進出 一過性のブームではなく、6年目を迎える今も売上げが伸び続ける秘訣とは

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店頭には、特注のオーブンを設置。低温でじっくり、パリパリになるまで焼き上げる「墨国回転鶏」(一羽2~3人前/1600円、半羽1人前/850円)。お店の看板メニューになっている。テイクアウト可。
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メキシコ屋台の雰囲気を再現した、独特の雰囲気。オープンキッチンで、スタッフとお客様の距離も近い。気さくな接客でも客を引き付ける。
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代表の鈴木氏(写真中央)は、38歳。実は父親もメキシコ料理店を経営していたという。鈴木氏のメキシコ渡航歴は20回以上。毎年、社員と一緒に現地へ赴き、料理や文化を研究している。
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トルティージャやサルサソースは全て手作り。現地からスパイスを仕入れ、本場テイストを盛り込みつつ日本人の味覚に合う料理に仕上げている。メニュー構成や価格はお客のニーズや用途に対応しているため、店舗ごとに一部異なっている。

昨今の天満ブーム、ビニシースタイル飲食店の先駆け的存在───それが2007年、天満にオープンしたメキシカン酒場「墨国回転鶏料理 QueRico(ボッコクカイテントリリョウリ ケリコ)」だ(※墨国=メキシコの意)。当時はまだ、天満が昨今のような盛り上がりを見せる前。「メキシコ料理は日常食であり、屋台文化が根付いている。天満の昔ながらの庶民的な雰囲気に、メキシコ料理店は似合う」という代表・鈴木氏の思いから、天満市場界隈にビニールシートで覆ったメキシカン酒場をオープン。今では、口コミの数も、雑誌掲載歴も多数。「天満で食べ歩き」の定番の一軒として、常連や新規問わず来店がある。オープンから6年目を迎える今でも、売上は右肩上がり。さらに飲食激戦区の福島での出店も成功し、2011年11月には、梅田に「墨国回転鶏酒場 梅田茶屋町店」をオープンした。各店とも、新しいモノ好きの女子から懇意にされているのかと思いきや、「若い女性客はもちろん、40~50代の男性客も多いですね。60代の団体様からご予約が入ることも。昔、アメリカで食べたメキシコ料理が懐かしくて・・・という方が多いですね。お子様連れの割合も高く、いろんな具材をトルティージャに挟んで食べたりと、楽しんで食事ができるとお子様にも好評なようです」と、鈴木氏は語る。看板メニューは、「墨国回転鶏」。丸ごと一羽を10種以上のスパイスや野菜、ヨーグルトに2日間漬けた後、特注オーブンで2時間かけて丸焼きに。野菜、ヨーグルト、トマトスライス、サボテン、ベーコン、サルサソースなどと一緒に、自家製トルティージャ(タコスの皮)に挟んで食すのが定番だ。「回転鶏が食べたくて」と足しげく通う常連客も多いという。さらに、「サクサクとろーりメキシカンピザ」(ケサディージャ/380円~)、「サルサで煮込んだコーンチップス」(チラキレス/350円~)」など、メキシコ屋台料理も充実。とっつきやすい鶏料理から、日本人にまだまだなじみの浅い品々まで、奥行きのあるメニュー構成により、「また来たい」と思わせる店づくりを可能にしている。ドリンクはビールやマルガリータ、ワインなどが中心。ビール系は、「生ビール」(450円)の他に、「テカナビール」「コロナビール」(各650円)など、全5種のメキシコ産ビールも揃う。「マルガリータ」(グラス550円)は、メキシコで代表的なテキーラベースのカクテル。「いちご」「ココナッツミルク」(各グラス600円)など、全5種のバリエーションがある。代表の鈴木氏がメキシコ料理の魅力を感じたのは、20歳のとき。アメリカに滞在中、メキシコ料理にはまり、「大阪にはメキシコ料理店が少ない。飲食ビジネスとして手がければ面白いのは」と感じ、研究をスタート。25歳のとき、西宮でメキシカンバーをオープンし、8年間経営した後、2004年、メキシコ料理レストラン「QueRico(ケリコ)」で大阪へ初進出。2011年、bock kock(大阪市福島区、代表取締役 鈴木應太氏)として法人化し、現在は、北新地・天満・福島・梅田で4店舗を展開中だ。「人気店の作り方は?」という質問に対して、鈴木氏は、「手さぐりですね。立地によって客層は全然違うし、お客様のニーズやお店の用途は変わりますから。お客様の反応を見ながら、試行錯誤を繰り返して今に至ります」。今後に関しては、「大阪の各駅に、メキシコ料理の店を出していきたい。大阪メキシコ化計画、ですね(笑)。メキシコ料理は地方によって特色があります。物件の立地や客層によってコンセプトやメニューなどで魅せ方を変え、それぞれの街に根付く店を作っていきたいと思っています」。一見とっつきにくそうなメキシコ料理だが、一度味わえば日本人の味覚に合う料理ジャンルであると気づく人も多い。スペイン料理が認知されていったように、メキシコ料理も大阪の街に根付いていくのだろうか。近いうちに、同社がその答えを出してくれるはずだ。※料理金額はいずれも、墨国回転鶏酒場 梅田茶屋町店の設定

(取材=箱部佐知)

店舗データ

店名 墨国回転鶏酒場 梅田茶屋町店
住所 大阪市北区芝田1-11-7
アクセス 阪急「梅田駅」茶屋町口より徒歩3分、地下鉄御堂筋線「梅田駅」より徒歩5分、JR「大阪駅」より徒歩7分
電話 06-6292-7640
営業時間 17:00~24:00(L.O.23:30) ※土曜のみ15:00~24:00(L.O.23:30)
定休日 無休
坪数客数 27坪・48席  
客単価 2500~3000円(墨国回転鶏酒場 梅田茶屋町店)
運営会社 株式会社bock kock
関連リンク 株式会社bock kock
関連リンク 墨国回転鶏酒場 梅田茶屋町店(食べログ)
関連リンク 墨国回転鶏料理 QueRico

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