飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム関西」

ヘッドライン

11月15日、関東で人気の横丁を仕掛けるスパースワークスが、関西初出店!“BYOシステム”で、大阪の飲食マーケットに新たな風を吹き込む

1-thumb-214x250-1234.jpg
カウンターからは、炎立ち上がる鉄板焼きのパフォーマンスも楽しめる。カウンター飲み女子の利用、多数。
!cid_83861EC4-1F00-421A-8AAB-E50F7772FF5B-thumb-214x156-1238.jpg
160種類もワインを用意。店内にはワインボトルがレイアウトされている。ワインリストは持ち帰り可。
1-thumb-214x263-1240.jpg
自慢の「タルト・フランべ」。薄くのばしたパン生地に、ピザのように多彩な具材をのせて焼き上げたフランス・アルザス地方の郷土料理だ。
2-thumb-214x147-1242.jpg
「絶対に食べてほしい」という、「メリメロカルパッチョ」。その時々の旬の魚介と野菜を使った逸品だ。
-thumb-214x140-1244.jpg
社団法人日本居酒屋協会の理事も務める下遠野氏。「ワインの原価率は70%。フードとワインのF/L、P/Lを完全に分けて管理。将来の非アルコール業態出店にむけた取り組みにもなる」。

東京にて「バル肉寿司」「伊のマタギ」などの直営店33店舗を運営するスパイスワークス(東京都港区、代表取締役 下遠野亘氏)。店舗施工・設計事業や不動産事業も手がけ、ここ数年ではレストランプロデューサー浜倉好宣氏とタッグを組み、「神田ミートセンター」「八王子ロマン地下」などに携わり、横丁の仕掛け人としても注目される存在だ。2011年11月15日、大阪福島に「魚介ビストロsasaya BYO」をオープン。ついに関西初出店を果たした。立地は、大阪市福島区。ABC放送新社屋や堂島リバーフォーラムなどが立ち並ぶ新興エリア、“ほたるまち”での出店となった。「関東で活躍している飲食経営者には関西出身者も多い。前々から関西のマーケットでチャレンジしてみたいと思っていた」と、代表の下遠野氏は語る。店名にもある「BYO」とは、「Bring your own(あなたのお好きなワインをお持ちください)」の意。もともとは、オーストラリアの飲食店で生まれたワイン持ち込みOKのシステムだ。従来の飲食店では、ボトルワインは定価の2~3倍で提供されるのが一般的だが、こちらのお店では、持ち込みワイン+999円、店内のワインはメーカー希望小売価格+999円と破格の価格設定。店内には160種類以上ものワインを取り揃えており、「モ・エ・シャンドン」はなんと6000円代で楽しめる。先行してオープンする東京・品川の既存店では、来客の1割程度がワインを持ち込むほどになっているという。また、イタリアから仕入れる「樽生ワイン(赤・白/グラス480円)」では、ボトルワインとは違う、フレッシュな果実の美味しさを味わうことができる。料理は、魚介をたっぷり楽しめる「メリメロ」(フランス語で「いろいろなもの」「盛りだくさん」「ごちゃまぜ」という意味)。「メリメロカルパッチョ(M/989円、L/1680円)」、「生牡蠣(1P/399円)」、「イクラとウニとタコのポテトサラダ(539円)」、「メリメロ鉄板焼き ブイヤベース(1480円)」など、多彩なメニューが並ぶ。全7種類の「タルト・フランべ(各599円)」はサクサクとした食感で、ワインのお供にもぴったり。「BYOシステムはあくまでフック。魚貝たっぷりのビストロ料理を、ワイワイガヤガヤ、気軽に楽しく美味しく食べてほしい」と下遠野氏は言い切る。「いいものを提供したい。原価はいつも後から考えるようにしている。目指すは、10年、20年と長く愛される飲食ブランド」。50%近くのフード原価率をかけ、リピーターを増やせるお店づくりに注力する。まだまだミナミやキタと比べれば人の流れが少ない“ほたるまち”。今後は各種イベントや街づくりとの相乗効果で、着実にファンを増やしていく考えだ。下遠野氏は、異色の経歴の持ち主。建築専門学校を卒業し、施工現場を経験した後、料理人へ転身。イタリアンやフレンチで修行を積み、料理長まで登りつめた。2006年にスパイスワークスを創業。自社に一級建築士や一級施工管理技士を抱え、技術屋として飲食店の施工・設計を手がける中で、モデルルームとして直営店をオープン。空間全体にストーリー性を持たせ、コンセプトから設計デザイン・施工、メニューや販促物までトータルに作り上げられる強みを活かし、事業を拡大してきた。「「肉寿司」は馬肉、「伊のマタギ」は鹿肉が中心の業態。ジビエ(狩猟で獲った野生の鳥獣肉)というニッチカテゴリーにおいては、当社が国内トップクラスでは」と語る同氏。BYOというカテゴリーにおいても、トップブランドを目指し、すでに大阪で同業態での2号店出店が決定。名古屋や北陸エリアにも出店していきたいと意気込む。発言の節々からは、「誰かのマネはしたくない。常に新しい価値を提案していきたい」という想いがあふれていた。今回の出店がきっかけとなり、BYOシステムが大阪に広まることになるのだろうか。関東で飲食業界に新しい風を吹き込んできたスパイスワークス。関西での影響力も注視したい。

(取材=箱部佐知)

店舗データ

店名 魚介ビストロ ササヤビーワイオー 堂島クロスウォーク (sasaya BYO)
住所 大阪市福島区福島1-1-51 ( クロスウォークB-03 )
アクセス 阪神本線「福島駅」・JR東西線「新福島駅」・京阪中之島線「中之島駅」より徒歩3分、地下鉄四つ橋線「西梅田駅」より徒歩11分
電話 06-4256-7998
営業時間 月~金/ランチ11:30~15:00(L.O.14:00) 、ディナー17:30~24:00(L.O.23:00)、土・日・祝/11:30~23:00(L.O.22:00)
定休日 年中無休
坪数客数 50坪・100席
客単価 ランチ1000円・ディナー3000~4000円
運営会社 株式会社スパイスワークス
関連リンク 株式会社スパイスワークス
関連リンク 魚介ビストロ ササヤビーワイオー 堂島クロスウォーク(食べログ)

 >> 大きな地図を見る

ヘッドライン一覧トップへ

Copyright © 2014 FOOD STADIUM KANSAI All Rights Reserved.