飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム関西」

ヘッドライン

天王寺の人気焼肉店「萬野屋」の新展開!9月29日、朝挽きホルモンを一切れずつ提供する「焼肉萬野ホルモン舗 三休橋」がオープン!

一切れずつのオーダーを楽しみたい場合はカウンター席へ。埋め込まれている七輪は可動式で使いやすい。
店内奥には鏡張りのソファ席が2つあり、スタイリッシュな雰囲気。
ホルモンは全30種以上で、朝挽きのものも多数。部位を書いた札をつけて提供する。
店長・谷口孝志氏(左)、代表の萬野氏。

9月29日、天王寺や心斎橋で焼肉店6店舗を展開する萬野屋(大阪市天王寺区、代表取締役・萬野和成氏)の新店「焼肉萬野ホルモン舗(てん) 三休橋」がオープンした。今回はエリアを南船場へと移し、鮮度抜群のホルモンや赤身をまるで寿司のように一切れずつオーダーできるというサプライズを加えた。萬野屋の前身は1930年に精肉卸業として創業。先代の三男として生まれた萬野和成氏も長年加工現場に携わり、国内外の牛の肥育、加工、仕入れ、品質管理に精通した人物だ。1999年からは店舗経営をスタート。「老舗の精肉問屋として品質と味に微塵の嘘もない、直球勝負の焼肉店がしたい」と、1号店「やきにく萬野本店」を立ち上げた。場所は寺田町と桃谷の中間あたりの環状線ガード下で、周囲は170軒の焼肉店がある激戦区ながら、オープン直後から28坪の店は連日2時間待ちの大ヒット。オープン翌月には売上1250万円を記録し、右肩上がりとなっていく。その後、同じ天王寺エリアに、ホルモンを主体とした「萬の屋」「萬野ホルモン舗」などを出店している。同氏が絶対の自信を持つ和牛は、おもに奈良・大和牛のメス牛を使用。ブランドは重視せず、飼料、飼育環境、肥育農家の人柄までを吟味して選んだ牛を一頭買い。骨抜きの作業は各店舗のスタッフが行い、80部位に切り分ける。余すところなく提供する理由について、「ほとんどがスーパーにも出回らないから、お客さんは知らない部位がほとんど。本当の肉の部位や味を伝えるために私どもが提供したい」と語る同氏。ホルモンに関しても同様の考え方だが、特にホルモンは部位によって味や好みが別れ、知らない商品の場合1人前をオーダーしにくい。そこで同氏は、今回の新店で「一切れずつ注文できる」という画期的なオーダースタイル(カウンターのみ)を考えた。「それだともし口に合わなかったとしても、気軽に頼んでみる気になるはず。一切れ20g前後で切り分けていくのは技術と経験が必要で、仕込みの時間も非常に長くなる。でも、そのぶんお客さんは驚いて喜んでくれるし、スタッフには自信もついてきていると思う。2~3年前から温めてきたアイデアがようやく形になった」。カウンターには寿司ネタよろしく、肉の部位名が書かれた木板が並び、スタッフに直接オーダーできる気軽さや意外性が好評のようだ。メニューは、赤身の「カッパ」(一人前600円、半320円、一切れ160円)、「バラ」(1000円、530円、270円)、「上ロース」(1500円、790円、400円)ほか。ホルモンは「ミノ」(450円、240円、120円)、「フクゼン」(450円、240円、120円)、「センマイ」(600円、320円、160円)、「日替わりホルモン盛り合わせ」(4種・320g、1600円)など、ホルモンだけで全32種。肉は七輪で焼き、下地のタレにはつけず、しょうゆや黒七味で食べるという萬野家に伝わる食べ方で提供。法令によりユッケやたたきが禁止となったが、ステーキ加工などのアレンジを加え、新商品の開発も思案中とか。また、特筆すべきは朝挽きされたホルモンをその日の夜に提供できる、業界最短のスピード。仕入れ後、各店舗では部位や季節ごとに時間を計り、レバーは春・夏は一頭から切り出し後72時間以内、冬期は85時間以内のものを使用するなど徹底した鮮度管理も行っている。「社内では手洗いやまな板の洗い方など基礎的な衛生管理研修をつねに行い、社外からの参加も積極的に受けています。私個人もこれまでの経験を活かすために社外で2カ月に1度にセミナーを行い、飲食業界にお返しをしていきたいと思っています」府内で一頭買いを始めたのも、高級肉ミスジを提供し始めたのも、実は萬野屋が初。老舗精肉卸業という枠を軽快にはみ出し、「三休橋の店は情報発信の場やチャレンジできる店舗でありたい」と萬野氏。向かい風がやまない焼肉業界で大胆な歩みを続けていく。

(取材=横田ちはる)

店舗データ

店名 焼肉萬野ホルモン舗 三休橋
住所 大阪市中央区南船場3-3-1 ( BRAVI三休橋1F )
アクセス 地下鉄各線「心斎橋」駅から徒歩3分、地下鉄各線「長堀橋」駅から徒歩5分
電話 06-6245-3911
営業時間 11:30~14:30(LO14:00)、17:30~24:00(LO23:00)
定休日 無休
坪数客数 20坪・31席  
客単価 4200円
運営会社 株式会社萬野屋
関連リンク 萬野屋

 >> 大きな地図を見る

ヘッドライン一覧トップへ

Copyright © 2014 FOOD STADIUM KANSAI All Rights Reserved.