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京都発、海鮮居酒屋やバルを7店舗運営するあんじグループが北浜へ 9月1日、鮮魚の桶売り、幻のほっけが楽しめる「居酒屋あんじ」をオープン

70席ある店内は、カウンター席、テーブル席、座敷席で構成。個室もあり大人数の宴会にも対応する。
造りは10種船盛りで1800円と格安。
入手困難な羅臼直送の「とろホッケ」(850円)。ふっくらプリプリの食感。
野菜ソムリエが選ぶ珍しい旬の野菜、珍しい品種が並ぶ。
代表の中西安志氏。「居酒屋あんじ」のほかには「お魚バル Trow」を運営。ブログで情報発信を積極的に行っている。

京都を拠点に海鮮居酒屋やバルなど7店舗を展開する、あんじグループ(京都市左京区、代表取締役・中谷安志氏)の新店「居酒屋あんじ 北浜店」がオープンした。同業態は、京都ですでに烏丸店などで安定した人気を得ているが、大阪では初出店。地下1階ながら京阪北浜駅から徒歩すぐとアクセスもよく、ビジネスマンの集客を狙う。同店では、玄界灘・壱岐島の近海本マグロを一本買い。入手困難な北海道羅臼のとろホッケ、オリジナル日本酒、人気急上昇中の森崎農園の野菜など、日本全国の新鮮素材、こだわりの酒がそろう。主力メニューは、鮮魚の桶売り。席に座ると、スタッフがその日市場から届いたばかりの旬の鮮魚や、ヤガラ、アブラボウズなどの珍らしい魚が詰まった桶を抱えてテーブルへ。お客はその中から好きな魚と調理法を選びオーダーするシステムだ。中でも前出の本マグロは一番人気。既存店では毎週水曜日に1本を仕入れるが、たちまち売り切れてしまうとか。北海道羅臼から直送される「とろホッケ」(半身850円)は、本来なら地元だけで消費される幻の素材。ほか、名物「鯛のあら炊き」(650円)にも定評がある。オリジナルの地酒「あんじ」「大あんじ」は老舗メーカーの月桂冠と提携。酒米は京都・向島の農家が無農薬で育てた旭米を使用。代表の中谷氏やスタッフが田植えや稲刈りにも参加する、思い入れある逸品だ。ほかにも、兵庫・安志で作られる「奥播磨」や吉田酒造の地酒「吟花」など、関西ならではの日本酒を用意。お客にはまずは近畿の日本酒を味わってほしいという思いからだ。代表の中谷氏は、京都市出身の45歳。不動産ディベロッパー会社での飲食店開発や自社物件である居酒屋の店長職を経て、36歳のときに京都府庁前の1号店「居酒屋あんじ」で独立した。独立前は、大工や牛乳配達、鮮魚店でのバイトなども経験した苦労人でもある。健康志向が強く、「食」への関心も高い。だからこそ、素材は自身が吟味。市場や産地へと直接出向いて信頼関係を築き、身体によいものを提供できるメニュー開発に力を入れる。「最近、京都の京北地域に自社農園を作りました。自分たちの手で野菜を育て、トラクターに乗って収穫します。また産地の皆さんともよりいっそう繋がりを強くし、素材を食べていただくお客様と産地を結ぶ橋渡しのような存在でもありたいです」。同氏は、NPO法人「居酒屋甲子園」の理事を務めるかたわら、京都の若手飲食経営者が交流する「TUBASUの会」代表でもある。「TSUBAUの会」ではオリジナル焼酎を開発し、売上を障がい者支援にあてているほか、10月には京都中央市場と協力し、東北支援、障がい者支援の一環で飲食企業30社とともに食イベントを開催予定。あんじグループとしては、海外に出向き日本独自の調味料を提案するなど活動は多岐にわたる。広い視野と高い志で飲食業界と食を見据える同氏が、次にイメージしている出店計画は北新地での寿司業態。京都発の注目経営者として、あんじグループ旋風を期待したい。 

(取材=横田ちはる)

店舗データ

店名 居酒屋あんじ 北浜店
住所 大阪市中央区北浜2-3-10 ( 大阪松田ビルB1 )
アクセス 地下鉄堺筋線、京阪本線「北浜駅」から徒歩すぐ
電話 06-6227-5155
営業時間 11:30~14:30(L.O14:00)、17:00~23:00(L.O22:00)
定休日 日曜・不定休あり
坪数客数 55坪・70席
客単価 3500円
運営会社 株式会社あんじグループ
関連リンク 居酒屋あんじ 北浜店(ぐるなび)
関連リンク あんじグループ

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