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オリーブオイルで焼く創作鉄板串と男前経営でリピーター続出の人気店 「鉄板神社」4号店目となる道頓堀店が、7月3日にオープン!

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道頓堀のド真ん中地下1階。白いちょうちんと店頭にある大きな鈴が目印。
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道頓堀川側から。川沿いからでも入店できる。
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ズワイガ二のカダイフ巻き(200円)、大海老(320円)、しいたけ肉詰め(200円)。それぞれ、サクサク、プリプリ、肉の旨みが口に広がる。
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代表取締役の田中寿幸氏。大胆な発想と理論的な思考で、関西の外食経営者から注目されている。「次に出すなら、東京ではなく福岡もいいなと考えています」。
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某アーティスト似のスタッフと会話が楽しめるのも「鉄板神社」の特徴。どの店もイケメンスタッフが多い。

7月3日、ミナミ発の創作鉄板串店「鉄板神社」(寿幸、大阪市中央区・代表取締役・田中寿幸氏)の新店がオープンした。場所は道頓堀のド真ん中、金龍ラーメン向かいの地下一階で、道頓堀川沿いという旬なロケーション。2003年に1号店をオープンして以来培ってきた豊富な創作串と接客力とを活かし、外食激戦区に挑む。代表の田中氏は福井県出身で、地元ではクレーン車に乗っていたという根っからのガテン系。2002年に「“社長”を目指して」大阪へ来て、2003年に4坪9席の鉄板神社の前身となる店舗を出した。何のコネも知り合いもない土地でのスタートは厳しく、お客が来るまで店を開け続けたという。店で仮眠を取る日々で身体はボロボロに。だからこそ一人でもお客が来てくれたときは、「絶対に満足して、リピートしてもらいたい」という強い思いで、全力で接客。その結果常連客が増え、2006年に「鉄板神社」を現在の宗右衛門町本店の場所へ移転し、2号店は北新地に、3号店は福島と順調にオープン。今では“リピート率100%”と掲げるまでの業態に成長し、今回の道頓堀店出店に至る。創作串は、肉、魚介、野菜のバリエーション豊かな約40種、1本100円~。「牛カルビ」(200円)や「せせり」(170円)などの定番肉系をはじめ、代表作であり大人気のメニューが「アスパラ豚巻き」(200円)、「しいたけに肉詰め」(200円)。さらに注目すべきは、「三元豚」(200円)、「子持ちコンニャク」(190円)、「谷中しょうが」(200円)、「マコモダケ」(320円)など、素材のこだわりを感じる個性的な串の数々。中でも海老パンは既存店でも大人気で、今回の道頓堀店では「新海老パン」(200円)が登場している。提供スタイルは基本的におまかせオーダー。メニュー表の1番から順に提供し、お客はちょうどいいところでストップをかけるシステムだ。串はオリーブオイルで焼き上げ、あっさりとした味わいと意外な素材の組み合わせに、思わず「もう一本」と手が伸びる。それに加え、かつての田中氏のように店のスタッフ全員(ちなみにほぼ社員である)がお客を楽しませ、満足して帰ってもらう「一対一」の丁寧な接客。実際、取材時にも女性客2人と焼き場の男性社員が、馴れ合いすぎない絶妙な距離感で会話を楽しんでいた。人気店たる仕掛けと努力が随所にある。しかしながら、道頓堀の真ん中というからにはこれまでの店舗に比べて、立地も客層も異なるわけで戦略などに変化はないのだろうか。「確かに観光客の方、外国の方が多く、ライバル店も多い。でも、基本的にはもういつも通りの勝負というか、やってみなくちゃわからないというのが本音」と、直球勝負の田中氏らしい言葉が返ってきた。もともと道頓堀に出したかった理由も、「大阪でやるならミナミのド真ん中!」「有名な場所に出店したことで、身内を安心させたい」という素直な思いがあったからとか。景気がどう、ミナミがどう変わるなどの曖昧な机上の予見、諸々の細かい数字などは度外視し、「いいものをきちんと出す」という原点にこだわる同氏。スタッフの9割が社員で店にアルバイトは1人いるかどうか、あとの5~7人は社員という体勢もこだわりの一つだ。外食業界の多くの人が「人件費はどうなっているのか」と驚くが、同氏は、「人件費はかかっても、僕や店の思いが伝わってきっちり思いを入れて仕事してほしければ社員じゃないと無理。それが普通だと思っていた」と、気負いなく語る。うまい、楽しい、また行きたくなる、おまけにご利益がある(!?)、“テッパン”な創作串店と、外食不況と言われる時代に逆行するかのように前向きなパワーに溢れた田中氏。最強の組み合わせに感じるのは私だけだろうか。

(取材=横田ちはる)

店舗データ

店名 鉄板神社 道頓堀店
住所 大阪市中央区道頓堀1-6-4 ( 道頓堀エリカビルB1F )
アクセス 地下鉄各線「なんば」駅より徒歩5分
電話 06-6214-2855
営業時間 11:00~24:00
定休日 無休
坪数客数 16坪・35席
客単価 3500円
運営会社 株式会社寿幸
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