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4月29日、SASAYAがなんばOCAT近郊に「八百屋とごはん うらや」をオープン!1日中味わえる野菜たっぷりの定食をひっさげ、ミナミで働く人や近隣住民普段使いの一軒に

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大きな提灯が目印。外の階段や店内の床はコンクリート打ちっぱなしで、土間を思い起こさせる雰囲気。
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客席とキッチンの仕切りを取り払ったオープンキッチン。広々とした空間で、客席から奥の座敷まで全て見渡せる。
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12~13種類揃ったおそうざいは、見て選ぶ楽しさも◎。もちろん全て店内で手作り。
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代表の細井氏自ら、奈良の契約農家へ野菜を仕入れに行くことも。「もっと大阪近郊産の野菜を使っていきたい」と語る。
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代表の細井氏(左)と店長の浦井氏(右)。「浦井店長のイメージに合う、ほっこり和めるお店ができあがりました」。

フードスタジアム関西では、一店舗ごとに異なる業態を展開するSASAYA(大阪市中央区、代表取締役・細井克司氏)の動向を取り上げてきた。同社は、黒鳥や河内鴨を使った炭火やきとりが自慢の「備長炭やきとり SASAYA」「炭焼きBAR SASAYA」「備長炭焼鳥 笹屋」「備長炭やきとり 坂上家」「炭屋キッチン やまや」、手打ちパスタがメインの「pasteria bambu」など6店舗を展開し、ミナミやキタの路地裏に若者層を呼び込むことに成功している。今回、4月29日にオープンしたグループ7店舗目となる「八百屋とごはん うらや」で、新たな展開に打って出た。「八百屋とごはん うらや」がオープンしたのは、これまでの路地裏とは異なる「なんばOCAT」近く、繁華街から離れた千日前筋の路面だ。ミナミ広しとはいえ、四ツ橋筋と千日前筋が交差するあたりから南西方面に向かって徐々に住宅地となっているエリアで、「この辺りには新築マンションなども多く、スーパーやホームセンターなどもある。どちらかと言えば住宅街と言えますね。ミナミの繁華街と近隣の住宅街の間に位置しているので、ちょうど自転車や徒歩でミナミへ向かう人たちのメインルートにもなっています」と語る代表の細井氏。もともと、今回店長となった浦井友美子氏がこの界隈で育ったこともあり、候補地として細井氏に提案。これまでの路地裏同様、「人の行き交う動線ができている立地に店を出す」という細井氏独自の理論をクリアし、オープンが決定したという。同店のコンセプトは、11時30分から23時30分まで、“1日中定食が食べられる店”。「飲食業やサービス業にお勤めの方なら、必ずしもお昼時に昼食を食べられるわけではない。深夜営業をしているお店のスタッフなら昼すぎに起きているだろうし、私自身も14時以降に昼食を食べることが多いんです。けれどその時間帯には定食がすでに売り切れている店がほとんどで。ランチタイム以降も定食を食べられるようにしたら、ミナミで働く方々に喜んでいただけるのではと感じました」。野菜をたっぷり使った、おふくろの味を思い起こさせるおうちごはんが売りだ。メニューは、おそうざい4品が選べる「うらやの一日定食」(800円)や「蘭王卵かけごはん定食」(680円)、「大阪特産河内鴨カレー」(680円)などがメイン。おそうざいは、「からあげ」「肉じゃが」「ひじき」「きんぴらごぼう」などの定番メニューを中心に全12~13種類。200円~350円で追加オーダー可能だ。飲みにも対応できるよう、「生ビール」(500円)、大阪産「カタシモワイン」(グラス500円)などのドリンクと、お酒のあてになる「チャンジャ」「たたききゅうり」(各300円)などの単品メニューも用意している。内装もこれまでの飲食店にはない、新しいスタイルが取り入れられている。細井氏は「お母さんが作ってくれたようなおうちごはんを提供する、ほっこりした空間にしたいと思ったんです。イメージしたのは、日本に昔からある『土間』。客席の間にオープンキッチンを作り、あえて調理の時はお客様に背中を見せるようにして、家のお母さんに食事を作ってもらっているような雰囲気を演出しました」と、語る。店内には木のぬくもりたっぷり、和みの空間が広がる。「八百屋とごはん うらや」の店名通り、入口付近では野菜を陳列し、販売も行なっている。とはいえ、あくまで細井氏は「お客様には、お食事を楽しんでもらいたい。野菜を販売することによる利益は考えていません」。当初は界隈に住む一人暮らしの女性をターゲットにしていたが、オープン後は若い男女から子連れの主婦、会社帰りのビジネスパーソンやOLに60~80代の年配層まで。予想以上に幅広い層の来客があるという。定食はもちろんだが、飲み客もいる。オープン当初から毎日訪れる常連客も現れるなど、早くもミナミで働く人や近隣住民に普段使いの一軒として重宝されつつある。今後の展開に関して細井氏は、「現状で2名、新店オープンに向けて準備をしています。いい物件が見つかり次第、本格的に動くことになるでしょうね。店長の個性と希望を活かした店を生み出していきたい。目指すは100店舗100業態です。1店舗1店舗、しっかりと作り上げることが大切だと考えています」。今後もSASAYAの動向に目が離せない。

(取材=箱部佐知)

店舗データ

店名 八百屋とごはん うらや
住所 大阪市浪速区桜川1-1-28 ( 三宝ビル1F )
アクセス 関西本線「JR難波駅」より徒歩3分、地下鉄四つ橋線「なんば駅」より徒歩5分
電話 06-4392-0338
営業時間 11:30~24:00(L.O.23:30)
定休日 無休
坪数客数 23坪・30席
客単価 680~1000円
運営会社 株式会社SASAYA
関連リンク 八百屋とごはん うらや

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