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4月5日、「串カツ酒場」が大阪・天満に2号店をオープン! 将来のFC展開に向け、ブランド力に磨きをかける

1階はヨーロッパ田舎風の温かみあるインテリア。気軽にワイワイ楽しめる空間となっている。
一串80円~250円。パンのようにふわふわの衣が特徴。衣に塩味をつけて、そのまま食べられる「塩和牛サーロイン串」(150円)は、天満店で初お目見え。
大人数のパーティにも対応する2階の個室。部屋にピッタリ納まる座り心地のいいソファを、友人のクリエイターに特注したという。
通りすがりの人に、「あの個室で食事を楽しんでみたい」と思ってもらえるよう、壁紙や天井の色にまで配慮。魅力的な空間作りに徹底的にこだわった。
店長の西藤氏。「女性が気軽に楽しめる串カツ店にしていきたい」と話す。

2月のヘッドラインに登場した、大阪・福島の「串カツ酒場 The New World Dining&Bar(ザ ニューワールド ダイニングアンドバー」。大阪のソウルフード・串カツ業態において、デザイン性とカジュアルさに磨きをかけ、串カツに馴染みの浅い女性客の取り込みに成功。福島でハシゴ飲みを楽しむには欠かせない店としても一目置かれる存在となっている。前回紹介した通り、「1号店・2号店はマーケティングなど全くせず、自分たちのアイデアを集結して強いブランド・業態を作る。そうしてブランドを確立した後、徹底的なマーケティング&リサーチに転じて、出店計画を立てていく」といった代表の大橋氏の革新的な考え方は変わらない。2011年3月23日に法人化し、4月には大阪・天満に飛躍の足がかりとなる直営2号店をオープン。大橋氏のパートナーである西藤氏が経営に加わり、天満店の店長に。「串カツで大チェーンを目指す」という大きなビジョンへ向け、新たな1ページをスタートさせた。2号店の立地は、何かと飲食店の話題に事欠かない大阪・天満エリア。とはいえ細かく言えば、ワイン酒場やピッツェリア&バールなど個性的な新店が立ち並ぶ、天満市場界隈の路地ではない。南北に走る天神橋筋沿いの、関西テレビ前。飲食店の生き残り競争激しい通りだ。もともと、ブランド力確立を目的とした1号店・2号店の立地には、さほどこだわっていない大橋氏。どんな場所でも、魅力的な店には必ずお客様が訪れる。ここで負けたら大チェーンにはなれない。そんな大橋氏の強い想いがあるからこその判断だろう。「天満店は、将来のFC展開における見本店舗。業態をさらに進化させていきたい」と語る両氏。広さは35坪と、福島店の約2倍。1階はカウンターとテーブル、2階が2部屋の個室となっている。1階の路面沿いは全てガラス張り。福島店と同じく、ヨーロッパの田舎をイメージさせるオシャレで温かみあるインテリアで、「お客様が食事やお酒を楽しんでいる様子を行き交う人に見てもらいたい。そして思わず入りたくなる。誰かに話したくなる店にしたい」という狙いあり。「外観は一種のメディア。飲食店にとって最強の販促・集客ツールになりえる」という考えからだ。さらにメニューも充実。串カツ定番のソースだけでなく、デミグラスソースやバジルソース、タルタルソースなど、味のバリエーションをつけた。一度に多くの種類を楽しめ、かつリピートにつながりやすいメニュー構成を作り、「デミグラスna串カツセット」(790円)、「お任せ本日の8種盛り」(1100円)などのセットメニューも大幅に拡充した。福島店では客単価2000円のところ、天満店では2500円と、客単価を上げることにもつながっている。ドリンクは、あえて「えびすビール」(420円)を採用。ビールの安い天満界隈で価格競争に陥らないようにとの狙いからだ。串カツに合うワインのバリエーションも強化。ビギナー向けの甘くて飲みやすいワインから、ワイン通も納得する銘柄まで22種を取り揃えている。中でも、低価格帯(390~490円)のグラスワインを充実させ、がぶがぶワインを飲んでもらえるよう工夫した。なお、天満店ではランチもスタート。目玉は「串カツカレー」だ。大阪のソウルフード・串カツと日本のソウルフード・カレーの最強コンビで、ここでしか食べられないランチを提供。ランチからディナーへの取り込みを狙う。オープン後の反響について、店長の西藤氏は「印象的な外観に、足を止めてくださるお客様が多いのを実感しています。女性が気軽に入れる、何度来ても飽きない店を目指して、これからも創意工夫をしていきたい」と話す。また、今後の組織的な展望を大橋氏に伺った。「2011年8月には、兵庫県宝塚市にFC1号店がオープンします。さらに公式WEBサイトが完成次第、まずは関西圏を中心にFC加盟店募集をスタートさせますよ。直営店に関しては、2012年の夏までにもう1店舗出したい。次はおそらく大阪市以外の、郊外になるでしょうね。FC展開に向け、街中・激戦区の出店モデルと、郊外・駅前の出店モデルを作っていきます。わざわざミナミやキタにでなくても、郊外の駅前にオシャレで行きたくなるブランド力の高い店があれば、地域の人に喜んでもらえるはず。ゆくゆくは、直営店4、FC店6の割合で店舗数を伸ばしていきたいと考えています」今後の展開が楽しみな「串カツ酒場」。フードスタジアム関西では引き続きウォッチしていきます。

(取材=箱部佐知)

店舗データ

店名 串カツ酒場 The New World Dining&Bar 天満店
住所 大阪市北区天神橋4丁目8-10 ( 関西テレビ前 )
アクセス 地下鉄堺筋線扇町駅より徒歩1分、JR環状線天満駅より徒歩5分
電話 06-6353-6711
営業時間 ランチ平日のみ11:30~14:00、ディナー17:00~翌3:00
定休日 年中無休
坪数客数 35坪・40席
客単価 2500円
関連リンク 串カツ酒場 The New World Dining&Bar 福島店(食べログ)

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