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28歳オーナーが展開する北新地の予約必須店「地魚と地野菜の旬料理 心屋(ここや)」。淡路島直送の新鮮食材で北新地の夜をリーズナブルに!

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大きなカウンター中心の店内。しっかりしたクッションと肘掛けのある椅子なので、居心地も良さそうだ。
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由良をはじめとする複数の漁港、漁師をする2人の友人から仕入れている淡路島直送の魚介類。
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造り盛り合わせ三種盛り(1380円)、六種盛り(2380円)。
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地魚と地野菜の天盛(1260円)。
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「心屋」という店名の由来を聞くと、「仕入れも料理もサービスも全ては心。もちろん受け取る側も心で受け取ると思っているから“心”という文字を使いたかった」と語る“大将” 林弘治氏。

高級飲食店やクラブがひしめく北新地。「社用族」と呼ばれた人々が大勢闊歩していた時代は過ぎ、オトナの街北新地も随分様変わりしたようだ。一時期は閑古鳥の鳴く店舗や空きテナントも目立っていたらしいが、ここにきて賑わいが戻りつつあるという話も。そんな北新地復活の兆しを示すかのように、連日満員御礼というお店がある。淡路島から直送した新鮮な魚や野菜と、こだわりの日本酒がウリの「地魚と地野菜の旬料理 心屋(ここや)」だ。オーナーは淡路島出身の28歳、林弘治氏。18歳から日本料理店や居酒屋、旅館などで経験を積み、2010年5月10日に同店舗をオープンさせた。「一人前になるには10年かかると聞いたことがあった。だから、10年修行して自分の店を持とうと初めから決めていた」と同氏。店舗の立地については、「自分の店には淡路島直送という武器がある。その良さを本当にわかってくれるのは北新地の客層だと思った」と語る。取り扱う淡路島直送の地魚は、地元で漁師をする林氏の友人から仕入れられている。また、両親が地元淡路島で飲食店を営んでいるという環境もあり、地元の人脈を使って、旬の野菜などいいものを安く手に入れることが出来るのだ。そして淡路島との太いパイプをフル活用した仕入れは、驚きの商品価格に反映されている。「造り盛り合わせ〜三種盛り(1380円)」、「ガシラ煮付け(1280円)」、「キス天ぷら(880円)」など場所柄あまりない居酒屋価格が並ぶ。メニューは、定番メニューの他に、届いた食材に応じて変わる「本日のおすすめ」も林氏が毎日用意。コースは「大将おまかせコース(5品)」が3500円から、「旬の食材を楽しむ心屋コース」が4500円からと北新地の中ではかなりリーズナブルな価格設定だ。ドリンクは、こだわりの日本酒を和歌山の信頼する酒屋から仕入れているという。「酒屋さんと料理との相性などを相談し、しっかりと味を見て仕入れています」と同氏。“こだわりの日本酒のある店”と謳う店は多いが、仕入れは酒屋の担当者任せという店舗も実際は多い。調理する林氏本人が日本酒好きということもあり、珍しい地酒を料理に合わせて存分に楽しむことが出来るというわけだ。「日本酒を飲む人は少ないと言われているけれど、うちは日本酒目当てに来てくれるお客様も多い」と同氏。ワインはビオワインを中心にグラス480円から揃え、焼酎、梅酒など、幅広く品揃えしている。北新地で食べて飲んでも5〜6千円という価格帯、さらに確かな品質であれば、繁盛するのもうなずける。オープンして約10ヶ月。林氏に北新地のマーケットについて聞いてみた。「オープン当初は、客層は周辺のビジネスマンが大半だと予想していた。ところがしばらくすると、女性客が増えてきた。特にカップルのデート使いが増えたことに驚いている」と同氏。北新地に初めて足を運んだのでは、と思われるような若いカップルもいるという。景気快復の兆しが見えると言われている昨今だが、勤め人の財布の紐はまだまだ堅い。そんな中でも、美味しい和食が“北新地”で食べられるという“ステータス”、それがリーズナブルに得られるのが同店なのかもしれない。1週間先まで予約で埋まっていることが少なくないという同店。月商はオープン当初から二倍に迫る勢いだという。林氏に今後の出店計画について聞くと、「出店はお金さえあればいつでもできる。でも、満足できる店舗でないと意味がない。いずれは店を増やしたいという気持ちはあるけれど、まずは人ありきと思っているので、しばらくは任せられる人材を育成することに専念したい」とのこと。「毎日やるべきことを心を込めてコツコツ積み上げて行くだけ」と語る謙虚な若きオーナーの想いを感じ、毎夜多くの人が集まって来るのかもしれない。

(取材=西村公美子)

店舗データ

店名 地魚と地野菜の旬料理 心屋 〜ここや〜
住所 大阪市北区堂島1-3-33 ( 新地萬年ビル2階 )
アクセス JR北新地駅より徒歩5分
電話 06-6147-2317
営業時間 11:30〜14:00 17:00〜Last
定休日 日曜・祝日
坪数客数 15坪・20席
客単価 ランチ850円、ディナー5000円〜6000円
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