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飽和状態の串カツ業態に、大阪らしい付加価値を加え早くも人気!2011年1月5日、「串カツ えびす」の2号店が心斎橋にオープン

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宗衛門町の本店の至近、三ツ寺筋に位置する心斎橋店は20代の若年層がコアターゲット。
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振り向き様にいい顔をする「ちょ~笑顔」実施中。笑いとツッコミが起きる。
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メニューブックで、スタッフを紹介。写真入りで詳しく説明する。
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売れ筋の「ぷりっぷり海老」(280円)、「おしゃれウインナー」(140円)、「レンコン」(100円)。
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テーブルの上に0円企画のPOPを置き、目に留まるようアピール。

大阪を代表するソウルフード、串カツ。味の微妙な違いはあれど、定番なだけに明確な差別化がしにくい業態だ。また、老舗が多いことからわかるように既存店が多く、飽和状態ともいえる。そんななか「安い、早い、旨い」の串カツの定説に「元気、楽しい、オモロい」の付加価値を加えて新規参入を果たし、リピーター続出の人気店がある。それが、五つのな(大阪市城東区、代表取締役・白柳好章氏)運営による「串カツえびす本店」(大阪市中央区)。2010年3月に難波に1号店をオープンし、2011年1月5日に2号店を心斎橋に出店。開店直後から深夜まで賑わう人気ぶりだ。「元気、楽しい、オモロい」の付加価値とはスタッフの人間性を前に出した元気なサービスだ。メニューには串揚げとともに「いいともぉ~0円」、「めっちゃ笑顔0円」、「ちょー元気0円」の文字が並び、たとえば「いいともぉ~」なら、タレント・タモリ氏のサングラスをかけておもちゃのマイクを持ち、店頭でお客を見送る際に「また来てくれるかな?」と前フリ。お客が「いいともぉ~」と思わず言い、盛り上がるというもの。また、「めっちゃ笑顔」とは右の写真にあるように、振り向きざまに笑顔を披露。「あかん、あかん、そんなん、めっちゃ笑顔ちゃう!まだまだアンタならできる~」なんていうお客からのムチャ振りやツッコミが入るなど、いつの間にかお客を巻き込んで店は常に笑いに包まれ、非常にいい雰囲気。お客からも「記憶に残る」「大阪らしい」「誰かに教えてあげたい」という声が挙がり、リピート率が高く、観光客ウケも良いという。そもそもこれら付加価値をコンセプトに加えるきっかけとなったのは代表取締役・白柳氏の「大阪をヒトで表現したい」という発想から。「“大阪らしさ”がもともと好きで、例えば新世界に行ったら、賑わいや空気などその場にいるだけで大阪らしさを満喫できます。それをヒトで表現して、それも飲食店で行いたいと思ったのです」と白柳氏。大阪のイメージをサービスに落とし込んだ結果、現在のスタイルになったということだ。また、串カツ業態に至っては「大阪といえば串カツですが、従来は揚げたての串カツを出して終わり。作業ばかりに目がいく回転率重視の運営をしていると感じていました。そうではなく、もっとスタッフの接客を活かした温かみのある店にしたいと思ったのです」と話す。そのため、メニューブックを利用してスタッフの人柄を紹介。スタッフは各自積極的にお客に絡み、スタッフ同士の声かけも元気いっぱいだ。また、1分間でクラッカー5枚食べられたら、「ぷりっぷり海老」(280円)1本プレゼントといった企画を立てるなど、お客の目に留まるフックをあちこちに散りばめている。一方、料理もまたスタンダードな串カツに加えバームクーヘンに衣をつけて揚げる「バウム君」(150円)や衣をうずまき状にまきつけて揚げる「おしゃれウインナー」(140円)、「たこ焼き串」(180円)など、楽しい変わりダネを含む約50種を取り揃え、一品料理も充実。串カツ、一品共に同じ食材をなるべく使用するメニューを開発し、ロスの軽減に努めるようにしている。料理の中心価格帯は串カツが120円~180円、一品料理は280円~380円。平均客単価は2000円~2500円だ。ヒトをコンセプトにしているだけに、今後の展開は「スタッフが育ったら考えたい」と話す白柳氏。やがて店舗を拡大し、大阪名物と言われる店を目指したいと意気込む。

(取材=佐藤良子)

店舗データ

店名 串カツえびす 心斎橋店
住所 大阪市中央区心斎橋筋2-7-11日宝ロイヤルビル1F
アクセス 各線心斎橋駅から徒歩10分、地下鉄四ツ橋線・御堂筋線なんば駅から徒歩5分
電話 06-6211-9005
営業時間 平日18:00~翌6:00(日曜・月末・月曜祝日は~翌3:00)
定休日 無休
坪数客数 15坪・32席
客単価 2000円~2500円
運営会社 五つのな
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