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終電まで飲める“カレー酒場”、北浜・道修町「コロンビア8」 飲んだ後の〆カレーと店主オギミ~ル氏のキャラが北浜の夜に浸透中

ビル2階にあって目立ちにくいが、手描き看板がインパクト大。「カレーはわかりやすいメニューなので2階の店でも問題ない思った」と、オギミ~ル氏。
カウンター10席でランチタイムは満員御礼。夜には予約も入る。
阿波座店オープンにあたり登場した新メニュー「花火」(850円)。たっぷりの胡麻や煎ったカシューナッツが入った豊かな風味で、かなりパンチが効いた辛さ。
オギミ~ルという愛称も界隈で浸透中。店名の由来は、子供の頃夢中になっていたものと10代の終わりにハマっていたあるものから。続きは店で。
同氏のふるさと、丹波篠山の日本酒や瓶のオリオンビール、キリンスタウトなど独自のセレクト。

北浜・道修町といえば、小規模のメーカーや個人事務所が多い昔ながらのオフィス街だが、最近では高層マンションが増え、住む街としても人気が高いエリア。他のオフィス街と同様にカレー専門店やランチにカレーを出す店が多く、そのなかでも特に異彩を放っているのが「コロンビア8」だ。1号店の北浜本店に続き、2010年5月には2号店堺筋本町店が順調にオープンし、雑誌やweb上ですでに話題となり知名度も上昇中。その理由は、「カレーは自分自身」「カレーしか考えられへん」と明言する店主“オギミ~ル(波形~が正式)”こと荻野善弘氏が創る独自の味とカレーへの溺愛ぶり、そして18時以降はバー状態で一品やカレーが楽しめるという、ありそうでなかった“カレー酒場” 営業にある。メニューは、「キーマカレー」(750円)、キーマ・野菜・温泉卵が入った「ミックスカレー」(1000円)、新作の激辛キーマカレーの「花火」(850円)など。鳥ガラを丸1日煮込んでダシを取り、メニューや季節によって、理科の実験のようにスパイスのレシピを変える。出来上がりはサラッとした口当たりで香りが強く、かなりスパイシー。ただ刺激があるのではなく、いくつものスパイスが何層にもわたって味と角度を変え、口の中にうったえてくる印象だ。だから次も味わいたくて一口、また一口とスプーンが動く。トッピングされているししとうの素揚げを時々かじると口にわずかな苦味が広がり、さらに味が変化。ランチについてくるフルーツジュースも、カレーとの相性を考えた計算づくのサービスだ。そんなランチ時のカレーが人気を呼び、18時以降も仕込みがてら店を開けていたところお客が次第に増え、現在のカレー酒場状態に至る。ドリンクはビール、焼酎、日本酒、カクテルなど豊富に揃い、夜のフードはオギミ~ル氏が腕をふるうおかませコース(2000円~2500円)を中心に提供。たとえば「トマトとバジルの豆腐サラダ」「豚とナスときのこのスパイシーグリル」「ソーセージの盛り合わせ」ときて、お腹の調子に合わせて、もう一品付けるか、シメのハーフサイズカレーとなる。カレーを食べずにアルコールとアテだけでもOKで、閉店時間は公称22時のところ、「結局はだいたい23~24時まで」というユルさも、いかにも酒場仕様。ちなみに、同氏は22歳のときに会社員を辞め、「カレー店をやろう」と発起してから和食、イタリアン、中華、ラーメン店などで経験を積み、多くの引き出しを作った。そう、あえてカレー店では働かず、何の色にも染まっていない唯一無二のカレーを独学で生み出したわけだ。鳥ガラだけでなく和風ダシをベースにしたり、スパイスに山椒やカラシを使う所以もここにある。また、このときに多彩なジャンルの調理や接客、アルコールの知識を身につけたことが夜営業の人気につながり、昼が勝負と思われてきたカレー業態の新潮流となろうとしている。「4月には阿波座に3号店のオープンを予定していて、もちろんそこでも夜、やりますよ。今後は店を増やすことより、さらにカレーの研究を重ねて、大阪のカレーのスタンダードになれるよう頑張りたいですね」 

(取材=横田ちはる)

店舗データ

店名 コロンビア8 北浜本店
住所 大阪市中央区道修町1-3-3 ( エビス道修町ビル2F )
アクセス 地下鉄・京阪各線北浜駅から徒歩5分
電話 06-6203-7788
営業時間 月~金11:00~15:00、18:00~22:00、土12:00~17:00(ランチ営業)
定休日 日曜・祝日
坪数客数 6坪・10席
客単価 ランチ850円、ディナー1500円~
関連リンク コロンビア8(食べログ)

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