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野田の繁盛ホルモン店「宵諸」の2号店が2010年12月18日、福島にオープン 「お客さんに育てられた」“素直経営”でさらなる飛躍を目指す

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2010年12月18日に福島にオープンした「宵諸」。常連客との縁で見つけた物件。
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築50年を超える民家を改造した店内。15坪30席。
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カウンターには肉を見えるようにディスプレイ。肉に自信のある同店ならでは。
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オーナーの天野賢太氏。素直な人柄で人脈を築く。

2010年12月18日、野田駅前の繁盛ホルモン店「ホルモン宵諸」が、福島に2号店となる「やきにく宵諸」をオープンさせた。手がけた店が全て繁盛店に成長する“大将”の天野賢太氏に、順風満帆の秘訣と今後の展望を聞いた。「僕、料理はあんまり得意ではないんですよ」。自称“ホルモンエキスパート”から一転、意外な言葉だ。「だから最初はボロカスでした。でもお客さんに怒られながら、僕が素人だった分、聞き入れられたと思います」。天野氏のキャリアは2001年、谷町九丁目で2坪6席の「てっちゃん鍋」専門店から。「看板も出さず、のれんに『ホルモン』と書いていただけ」と笑って振り返る。お客から「何の店だか分からない」と指摘され、店名をマジックで書き直し、メニュー写真を店先に飾るなど、試行錯誤の経営が続いた。お客からの意見に素直耳を傾ける姿勢が伝わり、店は行列店へ。同氏がホルモンに目覚めるのもこの時期だ。「ミナミのお客さんは舌が超えてますから。ホルモンの脂の旨味を教わりました。今に繋がっていると思います」。肉の仕入れ先も再検討し、知人に教わった兵庫県丹波地方の牧場に直接頼み込み、熱意で契約に成功。入手困難だという黒毛和牛のホルモンを卸してもらえるようになった。店舗拡大も兼ねて2007年、野田の「ホルモン宵諸」へ移転。地元意識の強いエリアで当初は敬遠されるも、味の評判が広まり半年後には繁盛店に成長。その野田店で得た人脈が、予定より早い2号店オープンへと繋がった。「『いつか福島にも店を出したい』とお客さんに話したところ、その人の知人が福島の物件を持っていると教えてもらった」。築50年を超える民家には惹かれたが、人員不足を懸念し躊躇。だが、その時期に、飲食店の店長を務める常連客が自分の店を離れると聞く。「彼の店に行ったとき、仕事ぶりに感銘を受けていた」と、野田店の店長職をオファー。「予算や時期など、計画していたよりも早かったんですが。結局いいタイミングでした」と振り返る。自慢の肉・ホルモンを使った人気メニューは「和牛リブロース+黒豚ロース2種盛り300g」(2800円)、「生もん3種盛り」(1200円)、「和牛ホルモン4種4味盛り」(1500円)など。「4味盛り」はバジルオリーブ、大人カレー、葱まみれ、辛うまの4種類のタレで調味されるが、バジルソースはイタリアンレストランを営む野田店の常連客にアドバイスを貰った。「『分からないんです』と素直に聞くと、みなさん親切に教えてくれます」と天野氏が語る。その率直さがお客を引きつける一因とも言えるかもしれない。最後に同氏に今後の展望を聞いた。「将来ですか。もう1回てっちゃん鍋の店をやりたいですね。あと串焼き店。もう一度谷九に戻るのもありかな、とか。串焼き店は『じゃりン子チエ』じゃないですけど、カウンターだけで内装にも一切お金をかけずにやりたいですね」

(取材=阿部寛子)

店舗データ

店名 やきにく宵諸 福島店
住所 大阪市福島区福島5-17-40
アクセス JR東西線新福島駅から徒歩2分
電話 06-6345-8484
営業時間 17:30〜翌3:00(L.O.翌2:00)
定休日 水曜
坪数客数 15坪・30席
客単価 4000円
関連リンク やきにく宵諸 福島店(食べログ)

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