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11月24日、大阪北新地に、岡山県日生のご当地グルメ“牡蠣おこ”を引っ提げた「匠家」が登場!

牡蠣の風味や天かすのサクサク食感、塩気などワインやビールを呼ぶ味わいだ。
カウンターとテーブル席、座敷席で構成。ターゲットは40代~50代。ガス火で汗をかかないよう、鍋用の火口は卓上IHを用意したり、ブーツストッカーを導入するなど、女性に気を配る店作りを行った。
新地本通りから南に2本目にある、比較的静かな船大工通沿いのビル奥に位置。あえて隠れ家的な立地を選んだ。
日生直送の牡蠣が、ショーケースにびっしり。

岡山県備前市日生地区の漁港で獲れる、牡蠣を使ったお好み焼き「牡蠣おこ」。牡蠣漁が解禁される10月~3月の間に、地元飲食店の季節メニューとして登場し、冬の到来を告げる日生のご当地グルメとして知られている。そんな牡蠣おこを大阪で楽しめるのが、11月24日北新地にオープンした「匠家」だ。
同店はナインネイムズ(大阪市西区、代表取締役・辻有吾氏)が経営し、大阪市内で飲食店3店舗を展開する大和(大阪市此花区、代表取締役・早津賢氏)が運営。もともと飲食業態への進出を考えていたナインネイムズの辻氏が、2011年姫路にて開催されるB-1グランプリを目指して盛り上がる日生のご当地グルメ、牡蠣おこの商品力に着目。商品の個性を前に出した店を、普段から親しみのある北新地に作りたいと出店を決定し、繁盛店経営のノウハウを持つ大和に運営を委託したかたちだ。
運営を受託した大和の取締役・早津氏は「当店は商品力ありきの店。自分が行きたくなる店を目指した」と話す。そのため、力を入れたのは主力商品である牡蠣おこの開発。出店の構想を得た6カ月前から現地での視察と試作を繰り返し、オープン間際にオリジナルを完成させた。「牡蠣おこ」(1500円)として提供するそれはザク切りにした九条ネギとキャベツを加えた生地を焼き、日生産牡蠣をのせてさらに上から天かすをたっぷり。たっぷりのオリーブオイルで、表面をガリッと焼き上げている。8個~10個も入る牡蠣のクリーミーな味わいとトロトロのネギや生地が合い、香ばしい天かすのサクサク食感と風味が楽しい。そして、旨みの強い岩塩をかけて食べるのが最大の特徴だ。
また、「商品の高いクオリティーをキープするために仕入れにも注力した」と話す仕入れは漁業組合など間を通さずに、日生漁港の漁師から直送。原価を抑えた分、1枚の牡蠣おこにつき、ふんだんに牡蠣を使う。さらに、シーズンオフの春夏分として冬季に獲れた新鮮な牡蠣を半年分、現地で急冷。鮮度を保ったまま牡蠣を年中仕入れることができるオペレーションも整えた。
そしてサイドメニューには海鮮をたっぷり使った辛味噌ベースの「匠家鍋」(2~3人前3980円)やこちらも日生のご当地グルメ「牡蠣うどん」(1000円)、その他つまめる一品を取り揃え、アルコールは牡蠣と好相性のシャブリなど、ビオワイン(グラス500円~、ボトル2800円~)を中心に用意。食事使いから飲みまで対応し、まずは月商350万円を目標にする。「今後はブランディングをしっかり行ない、北新地で予約の取れない店を目指したい。人が育ったら次のステップとして、別の場所でもっと安価に牡蠣おこを提供する店を展開したい」と早津氏。慎重に展開を考えつつも商品力には絶対的な自信を見せる。
B-1グランプリ姫路大会で広く知られる前に先取りするかたちで、クローズアップした牡蠣おこ。今後の躍進に期待が高まる。

(取材=佐藤 良子)

店舗データ

店名 牡蠣のお好み焼き 匠家
住所 大阪市北区堂島1-3-4 谷安ビル1F
アクセス JR北新地駅より徒歩5分
電話 06-6347-8998
営業時間 18:00~翌2:00
定休日 日曜・祝日
坪数客数 12坪20席
客単価 4500円
運営会社 株式会社ナインネイムズ、株式会社大和(運営委託)
関連リンク 牡蠣のお好み焼き 匠家(食べログ)

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