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生トマトをふんだんに使ったオリジナルのトマトもつ鍋が人気の「芦屋デコボコ」。あべのHoopに5店舗目をオープンし、新たなニーズを取り込む

人気No.1「特選和牛もつ鍋トマト煮込」(1870円)。鍋メニューは1人前から注文可能。
9月にオープンした芦屋DECOBOCOあべのHoop店。
「白濁スープの出し巻き」(750円)、「和風クリームチーズの酒盗のせ」(650円)。「創作料理」のこだわりが一品メニューにも現れている。
“大人”をターゲットにしたシックな内装。

生トマトを使った“トマトもつ鍋”が人気の「DECOBOCO」を展開するデコボコ(兵庫県芦屋市、代表取締役・福崎勇司氏、藤川昌亮氏)が9月29日、5店舗目となる「芦屋DECOBOCOあべのHoop店」をオープンさせた。2007年に芦屋本店を開店し、その後苦楽園樋之池店、尼崎店、梅田E-ma店の各店で一気に女子会の定番店として定着。そして今回、天王寺・あべのエリアへの進出で、“デコボコ旋風”が南へと拡大した。人気ナンバーワンのメニューが「特選 和牛もつ鍋 トマト煮込み」(1870円)だ。トマトピューレや生のトマトが入った、モツ鍋の常識を覆した組み合わせ。今でこそ「トマト鍋」は巷に浸透しているが、同店では3年前の本店オープン時から定番メニューとして登場し、女性の支持を得た。その他「和風だし」、「味噌煮込み」、「カレー鍋」(それぞれ1,450円)と、バリエーションも豊富。しかし、あべのHoop店の高橋卓児店長は鍋以外の一品メニューの充実度こそが、リピート率の高さに繋がっていると分析する。「梅田E-ma店をオープンさせて1年経ち、体感しました。鍋ができあがるまでに頼んだメニューや、周りのテーブルに出ている料理を見て、『次はあれを食べよう』と、違う人を紹介してまた来てくれます」。そんな同店の一品メニューには「長芋の唐揚げ」(680円)、ガチョウ肉を使った「凸凹ユッケ」(680円)など独自のメニューが並ぶ。さらにドリンクに果実酒やコラーゲン入りのサワーなどを揃え、メインターゲットとする「30代前後の仕事を持つ女性」の心をつかんだ。オープンして2カ月が経つあべのHoop店も、既に昼間の女性買い物客達が夜再び来店するというリピーターの流れができつつある。ちなみに、現本店のオープンは3年前だが、そもそも店の前身は7年前に誕生した。代表取締役の福崎氏が芦屋の5坪10席の店舗を1人でスタート。店舗工事の時点で地元住民から「芦屋にもつ鍋はちょっと・・・」と難色を示されたが、内装を見せて説得させたという。その頃から福崎氏は「コンセプトのくくりは“大人”」だと話す。「20代でも大人の振る舞いができる方。そこにシンプルな料理を出す店を作りたかったんです」。看板もない小さな店は、和風だし鍋の人気で3年かけて地元に浸透。その後現在の本店に移転し、3年間で5店舗を展開するまでに成長した。現在の店名「DECOBOCO」が生まれたのも、そんな福崎氏の原点「0号店」を立ち上げた時だ。「7年前、1人でもう一度やろうと思った時に、ふと浮かんだんですよ。人生、山あり谷ありという意味です」従業員数116名となった現在の株式会社デコボコは今後、神戸・京都など関西への広がりを経て、当初から思い描く東京への進出も視野に入れる。「東京が最終目標ではありませんが、1人でやっている時からの決意です。僕1人で熱くやってきましたが、これからは幹部が組織として次に進んで行く時期だと思います」メディアに広く取り上げられるなど、芦屋から始まったデコボコ旋風は勢力を拡大中で、その風向きが東へ変わる日も近い。今後、ますます多くの人々の舌を楽しませてくれるだろう。

(取材=阿部 寛子)

店舗データ

店名 芦屋DECOBOCO あべのHoop店
住所 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-30 あべのHoop B1
アクセス 近鉄線大阪阿部野橋駅、地下鉄谷町線天王寺駅から徒歩すぐ
地下鉄御堂筋線、JR環状線天王寺駅から徒歩3分
電話 06-6626-2244
営業時間 ランチ11:00〜15:00(L.O.14:00)
ディナー17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日 無休
坪数客数 75坪・106席
客単価 ランチ1200円〜、ディナー3200円〜
運営会社 株式会社デコボコ
関連リンク 芦屋デコボコ(HOOPサイト内)

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