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元祖鉄板鍋のキノシタが10月29日、新業態となる「つけ麺 眞」をオープン。“木下三兄弟”の長男・眞行氏が仕掛ける熱々スープとこだわり太麺の競演!

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「伊勢えび 眞心つけ麺」(780円)、「伊勢えび 味玉つけ麺」(880円)ほか、全4種。
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奥行きの広いテーブル席は使い心地抜群。BGMはつけ麺店にはめずらしいジャズで、落ち着いた雰囲気。
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塩とんこつらーめんもスタンバイ。「眞らーめん」(680円)、「チャーシューメン」(880円)ほか。半熟卵やねぎ、メンマなどトッピングも充実。
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明るいキャラクターでメディアでも人気の木下眞行社長。「店名の眞は、“真心”の真。社員にワガママ言うて自分の名前から付けさせてもらいました(笑)」

「元祖鉄板鍋きのした」を全国10店舗展開するキノシタ(大阪市北区、代表取締役・木下眞行氏)が、10月29日、堂島に「つけ麺 眞(じん)」をオープンした。“きのした”といえば、特製の割り下を使った甘辛いダシでたっぷりの野菜と牛肉を煮込んだスタミナ満点の韓国風鍋料理で有名。日本のすき焼きともモツ鍋とも異なるオリジナルの鍋は、実弟の木下浩行氏率いる「鉄板鍋づくし」(ア ストア プランニング、大阪府寝屋川市)と共に関西はもちろん関東にも浸透し、定番の味となっている。
鉄板鍋で創業してから約20年、キノシタ初の業態となるつけ麺店を立ち上げた代表の木下眞行氏を訪ねた。「実は3年ほど前から、『きのした』西梅田店ではランチ限定メニューとしてつけ麺を出していたんです。僕自身、つけ麺が好きで東京に出張に行ったときなどによく食べていたのですが、考えてみれば関西ではつけ麺店がほとんどなかった。そこで、西梅田店で実験的に提供したところ、お客様の反応も上々。今回、満を持してのオープンに至りました」
渾身のつけ麺(780円~)は、豚骨と魚介、牛肉からなるトリプルスープが特長。伊勢えびのペーストとかつお節をプラスすることで味に奥行きと輪郭をもたせた。最もこだわったのは、麺。胚芽が配合され栄養価の高い麺が出来上がった。同氏曰く「ラーメンはスープを楽しむものかもしれませんが、つけ麺は麺を食べるもの。だから麺の開発にはかなり思考錯誤したんですよ。結果、茹で上がるまで7分半かかる太麺となりましたが、もちもちとした食感や味のためには譲れませんでした」
また、スープは韓国の豆腐料理スンドゥブに使われる韓国独自の鍋を使い、熱々に沸騰した状態で出す“焼きスープ”という斬新なスタイルで提供。熱を逃がさず最後まで温かく麺を食べられるよう配慮している。鍋に白米を入れればクッパにもなり、シメまで楽しめると好評だ。
同氏はつけ麺業態に着手した背景についてもいくつか話してくれた。ひとつは、「鉄板鍋きのした」がブレイクするまで長く苦渋を味わったこと。開業ともつ鍋ブームの時期が重なり、鉄板鍋自体が理解されるまで時間がかかったのだ。そんな同氏にとって、誰もがすぐにイメージできる「麺」業態は魅力的だったという。また、「元祖鉄板鍋きのした」の拡大の難しさも理由の一つ。店の人気の背景には同氏が求める最高の味、最高のオペレーションとサービスがあり、それはつまり店舗ごとに木下イズムを直接享受し、クリアできる人材育成が欠かせないことを指す。
さまざまな人材を活かすためには、鉄板鍋業態だけに特化するのではなく新業態にチャレンジする道もあると考えたのだ。
今回、「つけ麺 眞」がオープンした店舗が入るビルは3階建ての一棟貸し。炎をモチーフにしたキノシタのおなじみのロゴを掲げ、まさに“キノシタビル”の様相だ。今後の展開としては、2010年12月には、2、3階で「鉄板焼き KINOSHITA」がオープン予定。肉や野菜に強く、サービス力にも定評のある同社のノウハウが結集される店舗になりそうだ。
着実に事業拡大する長男・眞行氏の一方で、次男・浩行氏は鉄板鍋のほか、ダイニングカフェの運営とプロデュース、つけ麺「ちょっち」のFC本部、沖縄琉球料理店や地鶏料理店の運営など多方面で才覚を発揮中。三男は言わずと知れた人気お笑いタレントのTKO隆行氏と、何かと話題の木下三兄弟。
フードスタジアム関西では引き続き、食への強いこだわりと抜群のフットワークで活躍する彼らの動向を追跡予定!

(取材=横田 ちはる)

店舗データ

店名 つけ麺 眞
住所 大阪市北区堂島2-2-37
アクセス 地下鉄西梅田駅から徒歩3分、JR東西線北新地駅から徒歩5分
電話 06-6341-7778
営業時間 11:00~21:00頃
定休日 無休
坪数客数 坪数14席・18席
客単価 800円
運営会社 株式会社キノシタ
関連リンク 株式会社キノシタ

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