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特集2

大阪ガス記事ヘッドデザイン

賢い経営者は始めている 大阪ガスのオーダー厨房

厨房設計に制限のある居抜き物件でも、より理想に近い形に変えられる。それが、大阪ガスのオーダー厨房。用途やスペースに合わせた機器の紹介や無料見積もり、設計・施工、アフターフォローまで一貫して行っている。大手インフラならではの、ガスや電気エネルギーに関する豊富な知識、トラブルを起こしやすい空調の詳細設計には特に定評があり、飲食店経営者のオーダーが増えている。特集2では、実際に大阪ガスのオーダー厨房の導入事例を紹介。新店オープンや厨房リニューアル時には、何を置いても知っておきたい。


  導入事例1:洋食店「御堂筋ロッヂ」代表:勝井景介氏 (本町/2011年9月19日オープン)

--今回、「御堂筋ロッヂ」の厨房設計や機器の購入を、大阪ガスへ依頼された経緯から教えてください。

「大阪ガス」さんとは、大阪ガス主催の料理教室の講師やレシピ提供などをやらせてもらっていて3年ほどのお付き合いがあるんですが、いち料理人として単純に火が好きだし、仕事がやりやすいというのがガスを選ぶ大きな理由です。仮に、うちのスタッフがIHコンロで焼き物をやったとします。火が出ていなかったら、僕が横から見て「ちょっと火強い」「落とせ」なんて注意は絶対にできません。スタッフに料理を教えロッヂ内観1.JPGるためにも、火が目で見えるかどうかが僕には重要なわけです。それに火柱の立つ厨房で、真夏、「あつぅ~!」と言いながら料理するのも嫌いじゃない(笑)。ですから、今回「御堂筋ロッヂ」の出店のときにもガスを使うのは当然でしたし、たまたま大阪ガスの担当営業の方とのいい出会いがあり、設計からお願いすることにしました。
 

--どのような出会いだったのでしょうか?
ロッヂをオープンするにあたり、今とは別のミナミの物件を見に行っていたときのこと。現場で厨房の相談をしたいと思い、大阪ガスの営業の方に来てもらったところ、現れたのが吉田君でした。吉田君は僕が大阪ガスと仕事でつながりがあることは知らなかったようですが、僕が13年飲食業をやっていることやロッヂのコンセプトなどを理解してくれました。今回は結果的に、彼とのやりとりや彼が紹介してくれた設計士さんとの出会いが大きな実りとなったと思います。


--吉田さんからはどのような提案があったのでしょうか?

物件は2011年の2月に、今の本町のビルに決まりました。元は蕎麦屋さんだったこともあり、厨房にはいろいろと新しい機器を入れたいと考えていたところ、吉田君から、「一度南港にある大阪ガスのショールームを見に行きませんか?」と言われまして。「見るだけやで」と軽い感じで見学に行きました。この時に、最新機器やシステム、涼厨のメリットなど、実際に目で見て理解し、必要な機器の選定に入ったんですが、吉田君は必要以上に買え買え言わず、「中古でもいいと思いますよ」というタイプ。普通は販売店の営業マンから猛プッシュ勝井さんと吉田さん.JPGされて、「買ってくれ!」、こっちは「(金)出したくない!」みたいな、喧嘩腰のビジネスになってしまいがちです。でも、吉田君は違った。終始ほんわかしたやりとりで、ハンコをすぐに押さなくてもいいみたいな(笑)、安心感が魅力でした。

次に、選んだ機器を配置した基本設計図面を叩き台にして、いろいろと揉んだ後、厨房の設計・施工の専門会社を紹介してもらいました。大阪ガスでもできるようだったんですが、吉田君は物件の状況から「餅は餅屋」と、より飲食店の厨房設計に長けた会社がいいと判断したようですね。その代わり窓口は吉田君一箇所にしてもらい、二重の連絡などの手間を極力省いてもらうようお願いしました。


--厨房設計の課題などはありましたか?
居抜き物件ですし、元の形を利用することくらいでした。ただ、ビル側からフード位置の指定があり、フードの取り付けには手間取りました。今回大阪ガスさんから導入したのは、スチームコンベクションオーブン、寸銅レンジ、据え置きタイプのフライヤー、食洗機など、低輻射や集中排気で厨房の温度上昇を抑える「涼厨」シリーズのもの。僕ははじめに言ったように厨房の暑さを楽しめるタイプなんですけど(笑)、スタッフたちの反応は上場です。来年の夏場の温度がどう変わるか、楽しみですね。
 

スチームコンベクションオーブン.files.jpg
--設計士の方とのやりとりはいかがでしたか?
この設計士さんが凄い方だったんですよ。厨房設計のプロフェッショナルであることはもちろんですが、飲食店に関わる仕事をしている以上、厨房以外の店のことを知ろうという熱意や知識を持った方でした。たとえば、ロッヂの食器は多治見のメーカーに特注したのですが、そのメーカーが設計士さんのことを知っていたのは驚きました。飲食店の皿の質や値段まで勉強している設計士さんなんて珍しいんじゃないですか。ほかにも駆け引き無しの仕事をしてくれる姿勢、新店の出発を応援してくれる気持ちが伝わってきて、「吉田君や設計士さんに恩返しするためにも、お客さんを喜ばせる料理とサービスをしていこう」と心底思いましたね。

同時に、改めて飲食店というものは、周りの応援してくれる人たちと手を組み、事業をしていけなければならないと感じたんですよ。店を1日でも長く頑張って10年、20年とお互いにいいビジネスを続けられる関係性があれば、お金の流れも自然で気持ちのいいものになるはずですし、自分自身をそんな流れに身を置いておきたいと思いました。
 

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