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【飲食店人材採用の新潮流vol.2】株式会社JKコーポレーション 「まいど丸得 堺筋本町店」店長・幹部候補採用例 

4回連載でお伝えしている「飲食店人材採用の新潮流」。今回のvol.2では実際に紹介予定派遣を使った採用法で、店長や幹部候補など店のキーマンとなる人材の採用に成功した例をご紹介します。



事前に一定レベルの人選ができていることや
途中退職時の返金システムで採用リスクを軽減

株式会社JKコーポレーション 「まいど丸得 堺筋本町店」店長・幹部候補採用例 


採用担当者)
JKコーポレーション 統括本部長 下村容久氏retown_shimomura.jpg.JPG

――紹介予定派遣で人材を採用するに至った理由から教えてください。
紹介予定派遣を行うリタウンヒューマンの社長・宇都さんとはもともと知り合いで、そういう採用法があるのは知っていましたが、利用に至ったのは知人からの勧めでした。弊社は、国内外のさまざまなイベント業を主に行っており、ここ数年で飲食店の出店も増えてきました。「仕事はどんどん舞い込んでくるが、人がいない」という状態だったんですね。そこで一度、紹介予定派遣を利用してみようと思い立ちました。


――これまでの採用法は?
知人からの紹介や求人情報誌への広告、紹介予定派遣も使っていました。しかし、知人の紹介では十分な数をまかなえませんし、派遣会社のなかには「紹介しっぱなし」で後はほったらかし、応募者が途中で辞めてしまっても手数料などの返金もなしというところもあります。その点、リタウンヒューマンさんでお願いすれば、ある程度欲しい人材にマッチする方を紹介してくれ、応募者が途中で辞めてしまったときのフォローもあるので安心感があります。また、リタウンヒューマンさんの担当者様とも、普段からしっかりとコミュニケーションがとれているので、紹介していただける人材はある程度のレベルの方で、的外れということもありません。


――「JKコーポレーション」ではどのような人材を求められているのでしょうか?
飲食業に限ったことではないですが、明るく元気な方ですね。個人的には話し方や清潔感をチェックしています。職種では本部職での活躍が期待できる方。弊社の事業内容は幅広く、飲食店の店長職もあればイベントの企画運営、海外での仕事なども増加中です。そこで、飲食経験はもちろん、フットワークが軽い方が必要になってきています。また、進めている案件の順番や内容が変わることも多く、柔軟性や臨機応変な対応も不可欠ですね。


――「リタウンヒューマン」の紹介予定派遣を利用した手ごたえは?
まず、求人情報誌やインターネットから応募される方に比べ、リタウンヒューマンさんで選ばれた方とお会いできるのは大きなメリット。リタウンヒューマンさん側では、応募された方に対して、詳しいプロフィールやスキル、家族構成、将来の展望などヒアリングに時間をかけてくれており、同時に応募者には弊社の特性や働いている人間のことを伝えてくれています。弊社はマニュアルがなく自由な社風のためか、個性の強いメンバーが多いんですね。そこが合わないと弊社も応募者も後々つらいと思いますが、そういったギャップも未然に防ぐことができると感じています。


――これまで「リタウンヒューマン」からの人材で採用に至ったのは何名ですか?
採用に至ったのは2名です。その裏には15名ほど紹介も受けていきましたが、だんだんとリタウンヒューマンの営業の方と「あ・うん」の呼吸でやりとりできるようになっているのは助かりますね。つきあえばつきあうほど相互理解が深まっているように思います。


――紹介予定派遣の利用を考えている方にアドバイスするなら?
私の経験上、応募者のなかには自分をよく見せようとして誇大広告する方がいます。「あれもできる、コレもやってきた」とアピールするもんだから、ちょっと試してもらったらそれほど使えないということも少なくありません。ですが、紹介予定派遣ならそのようなことはなく、試用期間を経て、会社も応募者の方もお互いが納得いったうえで正社員なるというのは、非常にリスクの少ない的確な方法ではないでしょうか。

また、弊社では特にキッチンスタッフに関しては、「体験入店制度」を実施しています。採用の前に日程調整を行って、実際に現場に立ってもらってから、お互いが納得のうえで次のステップに移るようにしています。弊社を希望される方も、実際の現場に立って自分が働くステージをしっかりと自分の目で確認してほしいと思いますし、我々も履歴書や職務経歴書だけではなく、実際の動きを見て確かめてみたいと考えているため、「体験入店制度」を導入しています。これも良い採用につながっていると思います。

 

応募者)
JKコーポレーション開発営業部/まいど丸得 堺筋本町店 店長 下箱石 亨氏 

豊富なキャリアが再就職のアダに…retown_shimohakoishi.jpg.JPG自信を失っていたときにかけてもらった
派遣会社からのうれしい言葉

大学を卒業後、7年ほどアパレル業界で働いていました。店長やバイヤーを務めたり、店を一軒任せてもらったりと幅広い仕事を担当していましたが、会社の事業内容の変更や縮小を機に、以前から興味があった飲食業界への転職を考えました。その後、全国に飲食チェーンを持つ大手企業に入社し、アジア料理やエスニック、バーなどさまざまな業態を経験。約12年間勤務し、店長、SV、業態の立ち上げなどに携わりました。しかし、そこも業務を縮小。次々と店舗が閉店し、やむなく退社となってしまったんです。

その後の道を考えた時、やはり自分は飲食業が好きだし、現場に立つのも楽しかった。できればいずれは本部職にも携わりたいとも考えながら、ハローワークや求人サイトなどから応募。しかし、現実は厳しいものでした。大手企業での豊富な経歴や40代という年齢がネックとなり、書類で落とされてしまうわけです。たとえ面接に進めたとしても、「店長じゃなく、いち現場スタッフでもいい」という言葉をなかなか信じてもらえず、大変苦しい思いをしました。

どうしようかと悩んでいる時に、以前の職場の知人から「リタウンヒューマン」の予定紹介派遣を紹介され、ひとまず登録をしてみることに。これまでのキャリアを経歴シートに記入していた時も、すっかり自信をなくしていましたから不安でしたよ。しかし、その内容を見たリタウンヒューマンの担当者さんが、「こんな豊富なキャリアがあるなら、本部職でもすぐに紹介できる」と。この言葉には本当に安堵しましたね。

retown_maidogaikann.jpg.JPGのサムネール画像そこで3社を紹介してもらい、2010年7月にJKコーポレーションに入社。いきなり東京の、しかも人気アーティストによる期間限定居酒屋での勤務から始まりました。酷暑のなか若いアルバイトスタッフたちと一緒に汗を流し、やり遂げた達成感や充足感は今につながる糧になっています。

そして、2010年12月に現在の「まいど丸得 堺筋本町店」の店長となりました。主体性や提案力が求められ、やりがいを感じているところです。今後は、この店舗を皮切りに飲食部門に広がりを持たせ、新しい業態の立ち上げをめざしています。人材の育成にも携わっていきたいですね。

 


 

 JKコーポレーション 
大阪市中央区西心斎橋2-9-32
アメリカ村の人気カフェ「ディグミーアウトカフェ」、ダイニングバー「VANO」などの店舗経営のほか、国内外での音楽イベント企画・制作、広告代理店業務などを展開。直営店実績は、ミナミの大型クラブ「アンダーラウンジ」の経営、2010年の湊町リバープレイス内「居酒屋えぐざいる」の運営統括、嵐山「美空ひばり座」の運営委託ほか。飲食だけにとらわれない幅広い分野にて事業展開を行い、飲食・エンターテインメントの総合企業として拡大している。

まいど丸得 堺筋本町店 

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