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編集長コラム

今年最後はやっぱりソーシャル飲み会”やないですか!”

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佐藤こうぞう

今富 信至


そろそろ忘年会シーズンですね。しかし大口の忘年会が減少傾向で、小口の忘年会が増えているとよく耳にします。企業でも会社の会議室で缶ビール片手に表彰式を実施して、ケータリングの食事をして最後に上長のあいさつで〆る。そのようなケースも良く耳にします。福利厚生費の予算が取れない、世間的に自粛など様々な要因はあると思いますが、大手企業ですと社員・契約社員・派遣・アルバイト・短期アルバイトなど雇用形態が多様化し、全員がなかなか集まれないともうよく耳にします。企業での自腹の忘年会実施の出欠回覧板回覧板を部署で回すと、×印を平然とたくさんつけられて幹事の手元に回ってきたりします。福利厚生予算が使える社員だけで忘年会をするのも気が引けるので、全体予算内で全員が参加できるようにするとなると会議室で全員集まって、その後飲みたい人はそれぞれ行ってください。というようなケースも多数お聞きします。小口の忘年会が増えているとよく耳にしますが、そもそも小口の忘年会を忘年会と呼んでしまっていていいのかと、少し疑問を感じる時があります。確かに年末に集まって卓を囲むのだから忘年会って名目でいいんじゃないとなっている。年を忘れるではなく”望年会”とし、お互いの来年の幸せを望み合う会にしましょうとネーミングを変えたりしている方もいらっしゃるでしょう。年末に集まって卓を囲む目的が、一年に一度久しぶりの方々との再会であったり、彼氏彼女がいない同士だけで卓を囲もう、ご近所同士、ママだけでなども小口の忘年会だと思います。いずれにせよ年末はたくさんの出会いと再会という機会が、飲食店で生まれているのは事実です。そして、今年はソーシャルメディア革命元年など言われ、ソーシャルメディア上で新しく知り合った方や、再会した方と、〇〇〇会などとネーミングし、気軽に集まろうよと小口の飲み会が増えたと思います。人どうしがつながり、気軽に連絡が取り合え、近況を報告し合える。そんな無料のSNSがある中、すごく気軽に飲み会が開催されています。普段の生活導線がバラバラな人同士がSNSなどを利用し、つながりの中で気軽に集まる飲み会。年末はそんな”ソーシャル飲み会”が単純に増加する傾向ではないでしょうか。すごく気軽に集まるので、わざわざかしこまってコースメニューと飲み放題を注文するのではく、普通にアラカルトで注文するケースも多いとも感じます。気分は年末モード。そして、多少は財布の紐も緩みます。『プチ贅沢だったらしてもいいね』という傾向でもあるので、年末だけの付加価値の高いメニューなど、せっかくだし一本くらいはいいシャンパン開けようなど、普段よりもちょっと特別な気分を味わいたいなどもあるのではないでしょうか。普段の単価の範囲で付加価値の高い一品があるとうれしいなと感じますものね。 

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